v2019年モデルとして新たに追加!「VXM-195VFEi」
2018年10月、ホンダアクセスから2019年モデルラインアップとして新たに追加されたディーラー・オプション・ナビです。
ホンダのラインナップはこれまで以下の4つのクラスに分かれていました。
- 大画面のプレミアム
- 同じく大画面のスタンダード
- 汎用の(2DIN/7インチ)のベーシック
- 同じく汎用サイズのエントリー
今回は、ベーシックインターナビでありながら8インチモニターを採用したVXM-195VFEiが追加導入されました。
本記事では、このモデルについて詳しく紹介したいと思います。
ベーシックインターナビVXM-195VFEiとは?
基本仕様
- 8インチ(WVGA)モニターを採用
- ベーシックインターナビのクラスに位置するパナソニック製メモリーナビ
- DVD/CDとSDドライブ
- 地デジ(フルセグ/ワンセグ)チューナー
- WIDE FM/AM チューナー
- Bluetooth Audio/Hands free
- インターナビは、付属のリンクアップフリーモジュールで通信
取付可能車種:
シャトル/ジェイド/グレイス/ヴェゼル/フィット/N-BOX SLASH/N-WGN/N-VAN
本体希望小売価格:¥151,200(税込み)
表示される情報量は7インチのモデルと特に変わりません。
タッチパネル:抵抗膜式
ナビ機能
ホンダ車のプローブ情報やVICS情報を統合して作られたインターナビ交通情報を利用し、インターナビサーバーで計算されたルートで案内します。
→【関連記事】ホンダ・インターナビとその地図更新の仕組みを解説
地図用に8GBのSDカードを使用しています。
Naviconにも対応(友達マップの地図画面表示にも対応)しているので、スマートフォン上で検索した目的地を転送したり、友人の所在地をマップ上に表示したりすることも可能です。
→【関連記事】カーナビと連携するスマホ・アプリ NaviConのメリットは?
AV機能
地デジは、フルセグ/ワンセグチューナーを搭載
DVD/CDドライブを搭載しており、CPRM対応のため家庭用ビデオレコーダーで作成した録画番組のDVD再生も可能です。
USBやSDに可能された音楽や動画の再生が可能
USB経由で接続されたiPod/iPhoneの再生も可能です。
Bluetoothオーディオにも対応しています。
→【関連記事】カーナビと接続するためのBluetooth profile(ブルートゥース・プロファイル)の解説
圧縮音源の再生:
MP3, WMA, AACの再生に対応しています。ビットレートは<320kbps
サンプリング周波数は48KHz以下
画像:
JPEGの再生
動画:
最大2GBのファイルサイズ
ファイル形式はMP4/M4V
コーデックは、MPEG4/H.264
最大解像度は1280×720
音声はAAC
外部接続と拡張性
オプションで対応するバックカメラシステム
- リアワイドカメラシステム
- リアカメラ de あんしんプラス
- リアカメラ de あんしんプラス2
※フロントカメラシステムもしくはコーナーカメラシステムとのシステムアップも可能
低速時の自動切換え:する/しない 指定場所での自動切換え:する/しない
を設定可能です。
→【関連記事】2018年 ホンダ・ディーラーオプションのカメラシステムを解説
ETC車載機
ナビ連動タイプのETC2.0/ETC車載機を接続可能です。
→【関連記事】2018年 ETC2.0のメリットは?(一時退出の社会実験編)
※これから買うならETC2.0車載機がおすすめです。
ドライブレコーダーの連携機能
ナビ連動タイプ:DRH-189Nを接続可能です。
録画済み映像の再生や設定変更ができるようです。
→【関連記事】2018年 ホンダ・純正ナビ連動ドライブレコーダーは買いか?(仕様を比較解説)用も解説)
※この↑ページの1つ目に紹介しているドラレコ製品です。
外部入力
映像系の外部入力はありません。。
音声系は、専用ケーブルでAUXが用意されます。
車両連携機能
- マルチインフォディスプレイへのTurn by turn表示
- バックカメラへのガイド線表示(ハンドル操舵角連動)
- 車両周囲の障害物を検出するパーキングセンサーと連動して、割り込み表示(警告)機能をサポートしています。
リア席モニター接続には対応していません。
総括
本記事で紹介した「VXM-195VFEi」はパナソニック製、一方同じベーシックインターナビである「VXM-194/184VFi」はJVC Kenwood製なので、厳密には細かい違いはあるのですが、どちらも「ベーシックインターナビ」というクラスの商品であり、基本機能はおおよそ同じになるように揃えられています。
VXM-195VFEiだけは、モニターサイズが大きい8インチとなっています。
※細かい違いというのは、たとえば「VXM-194/184VFiはFlacが再生できる」とかそんなところ…。ナビ機能は片やストラーダ、片や彩速ナビです。(ここは各メーカーの違いが出ます。)
→【関連記事】2018年 ホンダ純正ナビ ベーシック・インターナビ VXM-184VFiの解説
※2019年モデルのVXM-194VFiはこちらの184VFiとほぼ同機能です。
・無償地図更新無し
・CDリッピングなし
ですので、ご注意ください。
搭載可能な車両は限定されますが、比較的低価格で8インチナビが装着できるのがこのナビの魅力です。