ホンダのドライブレコーダー 2022
2022年5月、ホンダアクセスから2つのドライブレコーダーモデルが発表されました。
DHR-229ND/SDは、ハイエンドモデル。前方、後方及び後方から室内映像を録画できるドライブレコーダーです。(DHR-229NDはナビ・スマートフォン連動タイプ、DHR-229SDはスマートフォン連動タイプ)
一方、DHR-224SDは、エントリーモデルの位置づけ。室内映像の録画機能がなく、ナビ連動タイプもありませんが、それ以外はほぼ同等の機能を持つようです。
本記事では、各ドライブレコーダーの機能についてまとめてみました。
2022年モデルのラインナップ
1~4がハイエンドモデル、5~6がエントリーモデルです。
フロント用のみのオプション販売もあります。
- DRH-229ND+後方・室内録画カメラ(ナビ・スマートフォン連動)
- DRH-229ND(フロント用)(ナビ・スマートフォン連動)
- DRH-229SD+後方・室内録画カメラ(スマートフォン連動)
- DRH-229SD(フロント用)(スマートフォン連動)
- DHR-224SD+後方録画カメラ(スマートフォン連動)
- DRH-224SD(フロント用)(スマートフォン連動)
DRH-229ND 概要
本体にはLCDなし、前方撮影用のカメラ部にmicroSDスロットを搭載した一体型のドラレコ。
こちらの本体と接続される後方撮影用カメラユニットは、リアウィンドウ上部に張り付けて利用されますが、ここから(後方から)車室内の映像を同時撮影・録画することが可能です。
前方+後方+後方からの車室内の同時録画が可能なドラレコです。
フロント用(前方撮影)のみでもオプション購入が可能です。
※DRH-229ND/SDは、2022年7月現在のところ、取り付け対応車種は新型ステップワゴンのみとなります。
DRH-229SD 概要
上記、DRH-229NDのナビ連動機能がないモデルになります。スマートフォンからの各種操作・設定が可能です。
こちらも、フロント用(前方撮影)のみでもオプション購入が可能です。
DHR-224SD 概要
エントリーモデルとなる、2カメラモデルです。
前方撮影用カメラ部が、microSDスロットが付いた本体となっており、LCDはついていません。
こちらのモデルでは、後方撮影用カメラ部にはカメラが1つのみ(室内撮影用のカメラ無し)となっています。
こちらのモデルは、ナビ連携の仕組みはありませんが、アプリから各種操作・設定が可能です。
機能比較
3カメラモデル | 2カメラモデル | |||||
モデル | DRH-229ND+後方・車内録画カメラ | DHR-229ND/フロント用 | DRH-229SD+後方・車内録画カメラ | DRH-229SD/フロント用 | DRH-224SD+後方録画カメラ | DRH-224SD/フロント用 |
型番 | 08E30-PM5-A00A | 08E30-PM5-A00 | 08E30-PM5-B00A | 08E30-PM5-B00 | 08E30-PM5-C00A | 08E30-PM5-C00 |
ナビ連動 | 〇 | ー | ー | |||
画像サイズ | 標準(1920×1080)/ 長時間(1280×720) | ← | ||||
画角(前方) | 水平110°x垂直70° | 水平128°x垂直70° | ||||
画角(後方) | 水平110° x垂直70° | ー | 水平110° x垂直70° | ー | 水平128° x垂直70° | ー |
画角(車内) | 水平180° x垂直70° | ー | 水平180° x垂直70° | ー | ー | |
HDR | 〇 | ← | ||||
常時録画 | 標準/長時間 | ← | ||||
衝撃検知録画 | 起動前12秒/起動後8秒 | ← | ||||
手動録画 | 起動前12秒/起動後8秒 | ← | ||||
高速合流地点録画 | 起動前12秒/起動後8秒 | ー | ー | |||
後方車両検知録画 | 起動前12秒/起動後8秒 | ー | 起動前12秒/起動後8秒 | ー | ー | |
静止画撮影 | 手動/記念距離自動撮影 | 手動 | 手動 | |||
駐車時録画 | 駐車後録画継続約30分 +その後衝撃検知録画(検知後約4分後から約1分間録画) | ← | ||||
フレームレート | 28fps | 30fps | ||||
GPS | ナビの情報を利用 | 本体内蔵? | ← | |||
ナビ画面での 録画再生 | 〇 録画停止中はマップ連動再生可能 | ー | ー | |||
スマートフォン連動 | wifi接続 | ← | ||||
専用ビュアーソフト | Windows | ← | ||||
microSDカード | 64GB同梱 | 32GB同梱 | ||||
感度設定 | 5段階(常時録画中と駐車中で個別に設定可能) | |||||
税込み価格 | 64,900 | 44,000 | 64,900 | 44,000 | 49,500 | 33,000 |
総括
DRH-229ND/SD及びDRH-224SDについて、機能比較しながら解説しました。
基本的な録画機能はどれもほぼ同じのようですが、DRH-229とDRH-224は、車内録画用カメラのある/なしの違いが一番大きい他、よく見ると画角が異なるとか、使用できるSDカードの容量が異なるとか、フレームレートが異なるなどの違いがあります。
※筆者が思うに、これらは基本設計が全く異なるドラレコなのではないかと思われます。機能のみ、ホンダ仕様に合わせて共通に作り込んでいる感じですね。
標準価格は、やはり市販ドラレコに比較してかなり高いようですが、純正ドラレコの良い所は、カメラや配線がすっきりと取り付けされところにあると思います。
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