車のにおい
車内で食べた何かが原因だったり、エアコンだったり、時々車のニオイが問題になることがあります。また、ペットを車に乗せたり、車内でタバコを吸うことによってもニオイが残ります。
お菓子やその他の食べかすを掃除したり、スプレー式の除菌剤を使ってみたり、ハーブのアロマを焚いてみたり、いろいろと工夫はするのですが、ニオイの問題はなかなか根本的な対策が難しいように思われます。
オゾン！
いろいろ調べていくうちに、オゾン（O3）消臭に行き当たりました。
環境問題で「オゾン層の破壊」などとよく聞くオゾンですが、酸素原子が３つくっついた形の化学式をもっている物質です。
これって何なのか、まずは調べてみました。
オゾンの性質
- 高濃度では毒性が強い
- 強い酸化力がある
- 不安定な物質であり、放置しておくと酸素に変化する
そのため、殺菌に利用しても残留せず、最終的には酸素や水に変化してしまうので、いろいろとなところで利用され、日本では食品添加物として認められているそうです。
但し、高濃度は絶対×です。取扱いにはご注意を。
オゾン発生器
消臭・殺菌のために、業務用のオゾン発生器、一般家庭用・車内用のオゾン発生器が多数販売されています。
いくつかピックアップしてみます。
oz-1
助手席足元のエアコンのエアー吸い込み口付近に装着するタイプ
タバコを車内で吸う場合の消臭に効果があるようです。
オゾネオ（OZONEO）
USBから電源を取るタイプなので、自動車以外にも使えます。
マクセルって、こういうものも作っているんですね。ACコンセントからUSBに変換するアダプタも同梱されています。
家庭用/業務用 兼用 オゾン発生器 オーリスクリア２
室内や車内にも利用できるオゾン消臭器です。
嘔吐の後の車内にも効果が高いようです。
確かにそういうこともありえますね。
オゾン発生器は、病院やホテルなどでも使用されており、消臭だけでなく殺菌の目的にも利用されています。
業務用オゾン脱臭器 オゾン発生量10,000mg
こちらも基本は業務用ですが、家庭でも部屋や車内などに使用することができます。圧倒的な発生量でスピーディに消臭できます。
車ならば、換気もすぐにできるので、高濃度オゾンに触れる危険性はほとんどありません。
※車内は無人の状態で施工してください。
【最新上位機種】 オゾン発生量5000mg 業務用オゾン脱臭器
※人気商品を追加でご紹介します！
もうひとつ、強力な製品を紹介します。業務用のオゾン発生器で、強力な濃度のオゾンで消臭します。使用中は濃度が高くなりますのでご注意ください。使用後の換気も忘れずに。
【家庭でのウィルス対策】オゾネオプラス
こんな優秀なオゾンの力を、車の消臭だけに使うのではもったいありません。室内でのウィルス対策にも有効です。
冬場のインフルエンザや、ノロウィルスの感染対策にも効果があります。
バッテリー内蔵製品でこんな使い方は？
New!
maxell OZONEO（オゾネオ）低濃度オゾン除菌消臭器の新製品、MXAP-AR201は充電式のリチウムイオンバッテリーを内蔵した製品です。
そのため、通常モードで約24時間、Highモードで約8.5時間、コンセントのないところで動作させることができます。
※推奨適用範囲は、通常モードで1～2畳、Highモードで3畳～8畳です。
筆者オススメの使い方
その１ 室内で…
トイレや下駄箱など、ニオイが気になることがありますよね？
そんなときに充電済みの MXAP-AR201をONにして置いておけば…消臭もお任せです。
その２ 車内で…
この製品は付属のUSB専用ケーブルで充電もできます。
走行中の車内で充電しておき、車を使い終わって駐車した後、MXAP-AR201をONにしたまま放置するのです。8時間タイマーをセットしておけば、翌朝クルマにのるときにはニオイも取れて、スッキリ爽快です。
※ファンレス設計になっており、可動部がありませんが、火災などにはくれぐれも気を付けて自己責任でお使いください。
オゾン発生器のよいところ
- 目に見えないところや隙間にも効果あり
気体なので、カーエアコンの内部まで入って消臭・殺菌できますので、ある程度根本的な対策ができます。 - 意外と安価にサービスがある
業務用の機器を使い、消臭してくれるサービスもあります。
時間も３０分～１時間程度で、けっこうスピーディーです。 - 自分でもできる
濃度の低いものであれば、簡易的なものも販売しています。
効果は？？ですが。 - 有害物質は時間の経過によって分解してしまいますので、残留しません。
消臭や殺菌のためのケミカル商品は多々ありますが、オゾンのように残留しないものは少ないようです。
また、シートの素材そのものについてしまったニオイにも効果を発揮しますので、車内の消臭には最適です。
まとめ
オゾン消臭についてまとめてみました。
オゾンの性質や取扱い、そして消臭のための発生器をご紹介しました。
衣類に噴霧して消臭するスプレーなどが最近ポピュラーになりつつありますが、その使用成分については危惧されているものもあり、繰り返しの使用は若干不安になってしまいます。
残留しないオゾンをうまく利用して殺菌・消臭することにより、安全に大きな効果が得られます。
使用の際は取扱いにはくれぐれも注意し、説明書などをよく読んで施工してください。
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