新しくなった?日産純正ドライブレコーダー
純正オリジナルナビゲーションが2018-2019年モデルに変わりましたが、これに合わせて
純正ドライブレコーダーも対応モデルに変わった模様です。
見た目もあまり変わらず、純正品は型番などもあまり表に出てこないことから、筆者、しばらく気付きませんでした。
2018年10月時点の日産ホームページには、
「日産純正ドライイブレコーダー」 38,190円~となっており、以下の型番の製品があるようです。
- DJ4-D(MM518, MM318連動モデル)
- DJ4-S
HPを見ても、これらの違いがあまりよくわかりませんので、取説を元に、これらについて解説します。
※ドラレコの製造メーカーは、JVC Kenwoodです。
DJ4-D と DJ4-S の違いは?
ざっと、取説を眺めてみたところ、大きな違いはこちらです!
DJ4-Sは、GPS搭載(アンテナも内蔵)、単体で動作可能なモデルです。
日産純正ドライブレコーダー「DJ4-D/DJ4-S」の解説
上記、位置情報の取得方法が異なるだけで、ほとんどの仕様が共通です。
どちらも日産純正カーナビと接続して、録画映像の表示ができます。
- 本体にカメラやmicroSDスロットを搭載した一体型
- GPSは連携カーナビ側からもらうため、カーナビとの接続が必要
- 常時録画・イベント記録・駐車録画・静止画記録に対応
カメラ部
画角: 水平117°× 垂直63°
フレームレート: 27fps
HDR対応
記録部
記録フォーマット: MOV(H.264+LPCM)
常時録画
- 2分ごとにファイルを分割して保存
- 画質設定は4段階、最高画質(UXP)/ 高画質(XP)/ 標準画質(SP)/ 長時間画質(LP)
- SP以上はフルHD、LPは1280×720の解像度
イベント(衝撃感知)記録
- イベント前12秒、イベント後8秒の合計約20秒間の動画を保存
- 衝撃検知感度設定は5段階
- 最大10ファイル
静止画記録
- 本体の静止画ボタンで、静止画を撮影して保存
- 最大100ファイル
- 解像度の設定は、常時録画の設定に準ずる
手動録画
- イベント録画時と同様に、手動ボタン操作前から12秒、操作後の8秒の合計20秒間の動画を保存
- 最大20ファイル
駐車モード
- 衝撃を検知してから、30秒間の動画を保存
- 検知時の録画時間:15秒/30秒/1分に設定可能
- 衝撃検知感度設定を5段階に変更可能
- 降車から駐車録画開始までの時間を0秒/30秒/1分/3分に設定可能
- 最大20ファイル
再生方法
- 純正ナビ(MM518/MM318)と接続すれば、ナビ画面上で録画映像を表示可能
- Kenwoodの専用ビューアーソフトで、PC上で再生可能
地図と動画を同期させて再生されるだけでなく、加速度や速度情報も同時表示されます。
映像の拡大表示も可能
その他注意点
microSDカード8GB付属
上記PCビュアーを通じて、本体の設定変更可能
ドラレコ本体が、microSDに事前に記録された設定ファイルを読み込んで起動
純正ナビとの接続と組み合わせ
ナビ側からドラレコの操作ができるのは、DJ4-DとMM518もしくはMM318と接続した場合のみとなるようです。(ドラレコ操作機能は、MM518/MM318のみに搭載されています。)
MJ118Dを取り付けている場合には、純正ドラレコは連携機能のないDJ4-Sとなります。
※MJ118Dの映像入力にDJ4-Sが接続できるようになっているようで、ナビ側から操作はできませんが、録画映像を表示することができます。(操作はドラレコ本体のボタン操作により可能です。)
※ナビとの組み合わせや結線について詳しくは、ディーラーでご確認ください。
総括
日産の2018-19年モデル用の純正ドライブレコーダーを解説しました。
もし、何年か前に購入した日産車やナビであっても、DJ4-Sならば後付けができるようです。
ナビ側にアナログ映像入力があれば、ケーブルを購入すれば録画映像の表示もできるはずです。
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