Kenwoodの一体型 コンパクト・ドラレコ DRV-325/DRV-320/DRV-230は?
ケンウッドといえば、最近ドラレコ販売が好調で、(彩速)カーナビとともに「ドラレコ」の評価が高まっているブランドです。
フラッグシップモデルには、3.7Mピクセルの画質で録画できる製品もありますが、そこまで高画質でなくても、しっかりと画角もワイドで画像品質も良く、信頼の製品がこの325/320/230辺りとなります。
めったに録画映像は見ないけど、いざというときのために取り付けておきたいというユーザーに、筆者がおすすめするこれらのシリーズを紹介します。
DRV-325/DRV320/DRV-230はどんなドラレコ? それらの違いは?
- フルHD録画が可能な一体型ドラレコ、本体に2.0型液晶モニターを内蔵
- DRV-325とDRV-320は、付属のmicroSDサイズが異なるだけで本体性能は同一(GPSセンサーを内蔵)
- DRV-230はGPSセンサー非搭載。位置情報は記録できませんが、他の性能はほぼ同一
カメラ部
1/2.7型 CMOSセンサー 211万画素
画角: 水平 100°垂直 52°対角 111°
F2.0
HDRあり
記録部
動画記録フォーマット: MP4
コーデック: H.264
解像度: 1920×1080
フレームレート: 27.5fps
音声記録: On/Off可能
記録モード:
常時録画/衝撃検知録画/手動イベント録画/手動静止画撮影/駐車監視録画
※常時録画時は、1/3/5 分毎にファイルを分割しながら記録
イベント検出時は発生対象の分割ファイルを保存
マニュアル操作(イベント)による録画映像の保存にも対応。
また、本体のボタン操作で、JPEGで静止画を撮影することもできます。
※Youtubeよりサンプル動画
駐車中監視機能
本体にバッテリーを内蔵しているため、車両バッテリーからの電源供給をしなくても、最大25分間程度の駐車中監視ができます。
駐車中に衝撃を検知もしくは動体検知すると録画を開始し、約10秒間の動画を保存します。(最大60秒まで延長します。)
別売りの電源ケーブル(CA-DR150)を利用して電源接続することで、設定されたオフタイマーの時間、もしくは設定されたカットオフ電圧まで車両バッテリー電圧が低下するまで監視モードを利用し続けることができます。
その他
専用PCビューワーソフト(KENWOOD ROUTE WATCHERⅡ)あり
付属品
- 取付ブラケット
- シガープラグコード
- microSD (DRV-325: 32GB, DRV-320: 8GB, DRV-230: 16GB)
但し、DRV-320はキャンペーンにより現在16GBのmicroSDが同梱されています。
総括
記録画質はフルHDで27.5fps固定、特に複雑な設定も不要ですぐに使うことができそうです。
長く撮りたい場合には、サイズの大きいmicroSDを使えばよいわけで、至ってシンプルです。
最近は安価なmicroSDカードが流通していますので、こういうものを別に買って差し替えればよいと考えますが、その際は、最低限の推奨書き込みスピードと、耐久性のあるものを選んでください。
少なくともMLC品のmicroSDを利用してください。(TLC品は現状、耐久性の点でおすすめしません。)
※SLC品は最も耐久性がありますが、価格が高すぎますし、あまり一般には流通していないと思われます。
筆者おすすめは、Gセンサーを内蔵したDRV-320です。
しかしながら、事故にあったときの証拠映像としてはGセンサーによる位置情報データがなくても、あまり問題になることはないのではないでしょうか?
周囲の風景からその位置はほぼ判定できますし、絶対位置を証明しなくてはならないケースは容易には思いつきません。
何か落下物を見つけたときに、位置情報の記録があれば簡単に報告できるというのはありそうですが、この辺りは使い方によりそうです。
ということで、GセンサーなしのDRV-230であっても、十分に機能しますので、事故に備えた証拠映像のためにはDRV-230であっても大丈夫。
こちらも筆者おすすめです。
※実際にアマゾンの実売価格を見ると、320と230でほとんど差がありませんね。そうするとやはり人気は、DRV-320なのでしょう。