カーナビと連携するスマホ・アプリ NaviConのメリットは?

NaviCon(ナビコン)とは?

ナビコンは、自動車関連部品を主に扱うデンソーからリリースされているカーナビ連携する無料アプリです。iPhone/Androidスマートフォンにそれぞれ対応しています。

主な特徴は大きく2つ

  • アプリで検索した目的地を、簡単にカーナビと連携できる(目的地設定)
  • つるんで走行する場合など、友達の所在地をカーナビのマップ上で見ることができる(友達マップ機能)

では、もう少し詳しくみていきます。

NaviConと連携する上での前提条件と注意

ナビコン(アプリ)をカーナビと連携して有効に利用するためには、以下の条件が必要です。

1)カーナビがNaviCon対応であること!

対応機能があれば、目的地設定や友達マップ機能を利用可能です。通常、カーナビ本体とBluetoothかUSB接続で連携します。

ナビコンで検索した目的地が、ボタン一つでカーナビに転送でき、友達の位置がカーナビの地図上に表示されます。

2)BluetoothやUSB接続できないナビの場合でも、マップコード入力に対応していれば…

カーナビがマップコードに対応していれば、NaviConの検索後に表示される10ケタの番号(マップコード)を手動でナビに入力するだけで、目的地設定が完了します。

3)カーナビがNaviConに対応していなくても…

スマホだけでも利用できます!
友達マップは、それぞれの車に乗った仲間が、ナビコンをスマホにインストールして起動していれば利用可能です。
お互いの位置情報をNaviConの画面で共有できます。

※但し、スマホで他のアプリを利用する場合も、自分の位置情報を送信するためにバックグラウンドでNaviConを動作させておく必要があります。バッテリーの消耗に注意してください。

NaviConでの目的地検索

1)Google map検索のようなマルチワード検索が可能

音声検索にも対応します。
表示されるマップの中心位置を、あらかじめ検索したい位置に動かしておくと、その地点から近い順に検索結果の候補が表示されます。

検索には内部でGoogleの機能が使われます。

2)検索用地図から、ストリートビュー表示もすぐに切り替え可能。

実際の地点の様子がすぐにストリートビューの映像でも確認できます。

3)検索地点はアプリのブックマークに登録可能

気になる地点はナビ側でなくとも、アプリ側にブックマークとして保存できます。

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4)ルートプラン作成

最大5つの目的地・経由地をあらかじめ検索してルートプランとして保存しておくことができます。そして経由地としてカーナビに送ることができます。

※ナビコンはあくまでも地点を検索するだけ、どのルートを使ったらよいかは、カーナビ側でルート計算を行います。

検索結果の共有と転送

1)検索結果はマップコードとQRコードで表示可能

検索した地点情報は、ワンタッチでマップコードやQRコードに変換可能です。

  • マップコードは、対応カーナビに手動でインプットすれば目的地設定が可能。
  • QRコードは、ナビコンアプリでスキャンすれば、仲間内で簡単に共有できます。

※枠の中に地図が入ったQRコードなんて作れるんですね!

2)ワンタッチでナビへ転送

ナビコンとBluetooth連携、もしくはUSB連携可能な対応カーナビなら、ワンタッチで目的地を転送できます。

「ナビへ送信予約」を選んでおけば、スマホを持って車に乗り込み、接続したときに自動的に転送されます。

3)その他の地点共有

メールやFacebookの投稿、LINEを使って検索した地点情報を送ることができます。

受け取った側でリンクを開くと、ブラウザが開き、さらにNaviConアプリに連携して目的地が共有されます。共有する相手もNaviConをインストールしておく必要があります。

その他の連携機能

連携カーナビであれば、NaviConアプリ上の地図スクロールや縮尺変更に同期して、カーナビの地図も同時にスクロールされます。

※スクロールして微調整したところを、カーナビ側で目的地設定することもカーナビによってはできるはずです。便利ですね!

まとめ

  • NaviConはAndroid/iPhone用の無料アプリ
  • 目的地検索やカーナビとの連携機能を持ち、検索結果を対応カーナビに転送できる
  • 通常の連携はBluetoothやUSB接続、それがなくても「マップコード入力」に対応していれば10ケタの数字で簡単入力
  • 友達マップ機能は、つるんで走行している相手の位置情報がわかるので便利
  • カーナビの連携機能がなくても、スマホの地図上で複数の友人の位置をアプリのマップ上で確認できる。

このように、対応カーナビならもちろんのこと、マップコードに対応したカーナビなら目的地設定が簡単に行えます。

特にカーナビの地図が古くなってしまい、思うように検索ができない場合には特におすすめです。

友達マップは、つるんでドライブしたり、どこかで待ち合わせするような場合に特に有効です。

多くの自動車会社のOEMカーナビそして、多くの市販カーナビで採用されています。まだ使ったことの無い方は、この機会にお試しください。

 

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