ホンダ純正ナビ ベーシック・インターナビ VXM-184VFi/VXM-194VFi(2018nenn /2019年)の解説

VXM-184VFiは、2018年秋頃まで販売していたモデル。
在庫終了後VXM-194VFiに置き換わりましたが、機能的にはほぼ同じ、発売年度が異なりますので、地図データの鮮度が異なります。

本記事ではこれらのモデルをまとめて紹介しています。

2018年/2019年ホンダ純正ナビのラインナップ

ホンダ純正カーナビ(ディーラーオプション)は、最大10インチから7インチまでいくつかのラインナップがありますが、大画面モデルは車種専用になっているため、対象車両でない場合には装着ができません。

それらの対象車両以外の購入を検討している場合には、スタンダード、ベーシック、エントリーの中から選択することになります。

ホンダの場合には、すべてインターナビ対応なのがうれしいですが、どのあたりがおすすめなのでしょうか?

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「価格を抑えながらも、十分な機能で!」という方におすすめなのが、JVC Kenwood製のベーシックインターナビ「VXM-184VFi/VXM-194VFi」です。

VXM-184VFi/VXM-194VFi のおすすめ理由

  • Bluetoothはもちろん搭載(ハンズフリー、Bluetoothオーディオ)
    • Bluetoothオーディオでは、iPhoneの場合にはAACで接続可能です。

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  • DVD ドライブ搭載
  • スクリーンの逆チルトができる
    • ちょっと画面を下向きに設定できるのはKenwood製のみ、外光の反射には効果絶大
  • 低価格ながら、Kenwoodの定評のある高音質設計
  • 地デジ(フルセグ+ワンセグ)対応
  • ハイレゾフォーマットの再生に対応
    • 192KbpsのFLACに対応、24bit量子化データは16bitに変換、サンプリングも48KHz以上は48KHz相当で再生
  • フライビューマップ機能
    • 詳細なスケールで地図スクロールしたときに、どのあたりの地図をみているのかわからなくなってしまうことがあります。そんなときも小さな画面ながら都道府県レベルの広域地図が同時に表示されますので、おおよその位置がすぐにわかります。
  • Naviconに対応
    • たとえカーナビ本体に内蔵している施設データが古くなってしまっていても、スマホで検索した地点情報を簡単にナビに転送して設定できます。

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下位のエントリーナビ「VXM-184Ci」と比較して

  • エントリーはCDドライブですが、こちらはDVD。やはりいまどきはDVDが見られた方がやっぱりよいです。(装着時の結線で、いつでも映像が見られる?)
  • エントリーは地デジチューナ非搭載ですが、こちらは4ダイバーのフルセグ地デジチューナー搭載です。

上位のスタンダードナビ「VXM-185VFi」(パナソニック製)と比較して

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メリット

  • 4か国語対応(日英中韓に対応)
  • 航空案内表示
    • 空港周辺の案内看板を含んだイラスト表示を全国4カ所の国際空港向けに追加装備しているそうです。確かに空港周辺の道路は複雑ですね。
    • ちゃんと看板を見ればナビに関係なく行かれるのでは?
  • FLACやVorbisの再生に対応の他、動画再生できるコーデックが多い

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デメリット

  • 無料地図更新なし
  • CDリッピング機能を省略
  • Apple CarPlay未対応
  • スマホ連携のオンライン音声認識なし
  • オプションリアモニター接続機能なし

上記、本モデルのデメリットの割り切り方

無料地図更新なし

地図更新料は、およそ1回15,000円前後。
本体標準価格は、スタンダードナビ:165,240円、ベーシックナビ:127,440円ですから、その価格差は37,800円です。地図データ2回分ちょっとの差額ですから、おおよそ地図データなしの分、低価格設定になっていますね。

CDリッピングなし

音楽をPC経由でスマホに入れている方は、あまり使わない機能です。

Apple CarPlay未対応

Androidスマートフォンを使っている方には不要な機能です。

スマホ連携の通信型・音声認識機能なし

筆者個人的には、今日の音声認識技術は、まだまだ使っていてストレスが溜まりますので、なくてもいいかな?と感じています。

オプションリアモニター接続機能なし

小型車に本ナビを装着する場合には、リアモニターを付けるほどではないと思われます。こちらはお好みで。リアモニターは家族ユーザーの方におすすめです。

まとめ

このベーシックインターナビ「 VXM-184VFi/VXM-194VFi」をおすすめするユーザーは、以下の条件を満たしている方です。どのくらい合致しているかによって、本機を検討してみてください。

  • 低価格でも十分使えるインターナビを探している方
  • 特にスマートフォンがAndroidの方(iPhoneでも、CarPlayに興味の無い方)
  • DVDや地デジの再生をしたい方
  • 高音質志向の方
  • 小型車への装着、もしくはパーソナルな使用の車に装着したい方
  • 音楽ソースは、スマホ+Bluetoothオーディオ、もしくはラジオやCD再生という方

VXM-184VFi/VXM-194VFiは、ケンウッド彩速ナビベースのインターナビで、スマホライクなサクサク操作が特徴です。カーナビ性能もスタンダード・インターナビのパナソニック製品と全く遜色ありません。ラインナップの中では、低価格の部類に位置していますが、機能も充実したコストパフォーマンスの高いナビゲーションシステムです。

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