ホンダ ディーラー・オプション・ナビ 新ラインナップ(2018年秋) 旧モデルとの違いは?

ホンダ純正(Gathers)ナビの新モデル追加とラインアップを刷新

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先日(10月19日)、ホンダアクセスから、ホンダの純正ディーラーオプションカーナビ(Gathers)の新モデルが追加され、ラインナップが刷新されました。(実質、2019年度モデルが追加発表/発売された模様です。)

「VXM-195VFEi(8インチ ベーシック インターナビ)」を追加し、さらに「Vxx-18xxx」系から、「Vxx-19xxx」系に刷新されます。

たとえば、S660用のSKYSOUNDナビ(VXU-192SSi)のように、すでに19年度モデルの型番を持ったものが登場していますが、汎用の主力モデルはこれまで18が付く型番でしたので、これに”19″系の型番のモデルが追加されたというわけです。
※”18″系の型番のものは、「在庫がなくなり次第終了!」とのことです。

これらの新型番モデルの変更点は何なのか?

について、カタログや取説情報を元に解説します。

ホンダ Gathars純正モデルの主要なラインナップはどう変る?

プレミアム(9インチ)

VXM-187VFNiは、在庫終了次第VXM-197VFNiに置き換わります。価格も据え置き(226,800円)です。

オデッセイ・フリード・フリード+・ステップワゴンに取付可能なプレミアムモデルです。(三菱DAITONEナビ)

プレミアム(8インチ)

VXM-187VFEi」は、在庫終了次第「VXM-197VFEi]に置き換わります 価格も据え置き(205,200円)です。

シャトル・ジェイド・グレイス・ヴェゼル・フィット・N-BOX SLASH・N-WGN・N-VANに取り付け可能なプレミアムモデルです。(三菱DIATONEナビ)

ベーシック(8インチ)

VXM-195VFEi」は、シャトル・ジェイドグレイス・ヴェゼル・フィット・N-BOX SLASH・N-WGN・N-VANに取り付け可能な新モデル(パナソニック製)。

ベーシックインターナビのグレードで、無料地図更新などのサービスはついていません。
CDリッピングなども省略されていますが、大画面8インチを比較的低価格で取付可能です。

スタンダード(7インチ)

VXM-185VFi」は、在庫終了次第「VXM-195VFi」に置き換わります。
価格も据え置き(165,240円)です。(パナソニック製)

ベーシック(7インチ)

VXM-184VFi」は、在庫終了次第「VXM-194VFi」に置き換わります。
価格も据え置き(127,440円)です。(JVC Kenwood製)

エントリー(7インチ)

VXM-184Ci」は、在庫終了次第「VXM-194Ci」に置き換わります。
価格も据え置き(105,840円)です。(JVC Kewood製)

各モデルの変更点は?

三菱製DIATONEモデルのプレミアムインターナビの変更点は?

  • VXU-197VFNi(9インチ)
  • VXUM-197VFEi(8インチ)

について、カタログ情報、比較表、取説内容をみてみました。基本機能は全く変わらず、型番だけの変更と思われます。

変更されるのは大きく以下の2点

  • 最新版の2018年版の地図データを搭載。道路(高速・有料): 2018年4月、道路(国道・県道): 2017年9月、交通規制: 2017年9月
  • 最新接続機器との接続確認情報を更新
    たとえば、前モデルでiPhone7までの動作接続確認がとれていたものが、iPhoneXまで動作接続確認がされたとか、そういった類の更新。

ということで、当サイトにはホンダ純正カーナビの三菱DIATONEモデルの記事がありますが
19系のモデルについても、上記以外は18系とほぼ同等と考えて参考にご覧いただけます。

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パナソニック製スタンダードインターナビの変更点は?

「VXM-195VFi」(7インチ)

  • 最新版の2018年版の地図データを搭載。道路(高速・有料): 2017年12月、道路(国道・県道): 2017年10月、交通規制: 2017年11月
  • 駐車監視機能付きドライブレコーダー(オプション DRH-189NまたはDRH-165NH)との連動機能
  • 「リアカメラ de あんしんプラス2」に対応(以前はリアカメラ de あんしんプラスに対応)
  • VTR外部入力なし(もともとHDMI入力なしのモデルですが、アナログ入力もなくなってしまった?ようです)

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JVC Kenwood製ベーシックインターナビの変更点は?

「VXM-194VFi」(7インチベーシックインターナビ)

  • 中継局サーチ
    ※視聴中の放送チャンネルの電波が微弱になったときに、他の中継局をバックグラウンドで探して切替を素早く行う機能のようです。4アンテナx4チューナー取付時に有効な機能です。
  • このモデルは地図更新はついていませんが、2018年版の地図データが搭載されます。
    道路(高速・有料): 2018年4月、道路(国道・県道): 2017年9月、交通規制: 2017年9月

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JVC Kenwood製エントリーインターナビの変更点は?

「VXM-194Ci」(7インチ エントリーインターナビ)

  • このモデルは地図更新はついていませんが、上記ベーシックモデル同様、2018年版の地図データが搭載されます。

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その他車種専用モデルの変更点

ステップワゴン専用 VXU-197SWi(10インチ)

2019年1月下旬発売予定とのことで詳細はまだ不明です。

現行のVXU-187SWiが他のモデルより遅れて導入されていますので、新モデルも2019年に入ってからの発売となるようです。

おそらく、2018年版の最新地図を搭載してこの新モデルに置き換わるものと予想されます。

N-BOX専用「VXU-195NBi」

  • 2018年版の最新地図を搭載

    道路(高速・有料): 2017年12月、道路(国道・県道): 2017年10月、交通規制: 2017年11月

  • 駐車監視機能付きドライブレコーダー(オプション DRH-189NまたはDRH-165NH)と連動
  • 「リアカメラ de あんしんプラス2」に対応
  • VTR外部入力なし(HDMIなしのモデルですが、アナログ入力もなくなった?ようです)

N-BOX SLASH専用

VRM-195VFEi(8インチプレミアムインターナビ)
VRM-195VFi(7インチスタンダードインターナビ)

  • 2018年版の最新地図を搭載

    道路(高速・有料): 2017年12月、道路(国道・県道): 2017年10月、交通規制: 2017年11月

総括

ホンダアクセスから発売された、ホンダ・ディーラーオプション・カーナビの2019年モデルについて解説しました。

基本的にはモデル番号を一新しただけで、工場出荷時の地図データが2018年版となる程度の変更のようです。

追加オプション製品に合わせ、リアカメラdeあんしんプラス2への対応や、新しいドラレコへの対応が一部機種に盛り込まれています。

現在、旧モデルの在庫が残っている状態と思われますし、一応、価格設定も同じなので、新車購入タイミングの方は、どちらを購入することになるのか気になるところです。

本体機能は新旧ほぼ同じですが、旧モデルをそのまま購入するとすれば、搭載地図が昨年度のものとなると思います。
この辺りはよくディーラーと相談して、購入時期をずらすとか、価格交渉をしてみる等をおすすめします。

→【関連記事】2018年 ホンダ・純正 一体型ドライブレコーダーは買いか?(リア用も解説)

→【関連記事】2018年 ホンダ・ディーラーオプションのカメラシステムを解説

 

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