パナソニックの車載カーナビ CN-RE05WD/RE05Dは何故人気か?

ストラーダ CN-RE05WD/CN-RE05Dが人気?

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パナソニックから発売されている車載カーナビのストラーダシリーズ。
ダイナビッグディプレイのFシリーズを筆頭に、DIN内にモニターが収まるタイプは、RX,RA,RE,Eシリーズとなります。

  • RXはBlueray-Driveを搭載したモデル
  • RAとREは、DVD
  • EシリーズはCDモデルです

その中でも価格.comなどで一番人気(2019年2月)はREシリーズなんですね。
すでにRXの2018年モデルについては別途記事で紹介していますので、CN-RE05WD/RE05Dについて本記事で紹介します。

CN-RE05WD/CN-RE05Dはどんなカーナビ?

概要

WIDE DIN/通常 DINサイズにそれぞれ対応した、SDナビです。
DVD/CD/USB/SD などのメディア再生、WIDE FM/AMチューナー内蔵、Bluetoothも搭載した多機能オールインワンカーナビです。

ナビ機能

安心安全機能

最近はさまざまな安全運転機能が重視されています。
自動車メーカーのOEM品を多く出しているパナソニック製品ですから、トヨタ系ディーラー・ナビとも共通する「ゾーン30」「道路標識情報」を搭載しています。

  • ゾーン30
  • 逆走検知
  • 信号情報活用運転支援システム(TSPS)
  • 道路標識情報

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交通情報系は、FMから情報を取得する「VICS WIDE」に対応していますので、渋滞や通行止め情報を利用したルート検索も可能です。豪雨情報の表示や

みちびき」にも対応しています。すでに4機体制でサービス開始していますので、測位精度の向上に威力を発揮しています。(※3号機には対応していないという記述があります。)

標高情報を使ったマップマッチングにも対応。
一般的なカーナビでは、高速ランプなどの勾配情報を使い、高速に乗ったか降りたかの判断をするために利用されるようです。

AV機能

  • 8倍速リッピング
  • Bluetooth Audio (AAC)
  • USB/SDの動画・オーディオ再生
  • WIDE FM
  • 4アンテナ4チューナー地デジ

CDリッピングは、他社の多くが4倍速ですが、こちらは8倍速!
Bluetooth AudioはAACにも対応しているのでiPhoneユーザーはより高音質で使えそうです。
ハイレゾ機ではありませんが、「音の匠」と呼ばれる高音質チューニングがプリセットされています。

音声や動画再生について、FLACなどのフォーマットには対応していませんが、MP3/WMA/AAC/MPEG4-AVC・H.264に対応しています。

スマートフォン連携

Navicon対応

Naviconで検索した目的地情報を簡単にカーナビに転送することができます。
ただし、カーナビマップ上への「友達マップ」表示には対応していません。

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CarAV remote リモコン

スマートフォンにこのアプリをインストールすることで、カーナビのリモコンとして使用することができます。

CarAV remote

接続性・拡張性

ドラレコ接続

パナソニック製のドライブレコーダー CA-DR02SD を接続することができます。

ETC車載機

高度化光ビーコンに対応のETC2.0車載器(CY-ET2500VD)ならば、信号情報活用運転支援システム(TSPS)をカーナビで利用することができます。

光ビーコンなしの、ETC2.0車載器、CY-ET2010Dもオプション装着可能です。

リアビューカメラ(バックカメラ)

パナソニック製のリアビューカメラ CY-RC90KD (画角 水平:145° 垂直:112°)が接続可能です。

※このバックカメラは、さまざまな車種で標準的に使われるタイプですが、画角はこんな数値なのですね。リア用のドライブレコーダーを購入するときの参考にしてみてください。
但し、ドラレコの仕様は、水平・垂直ではなく対角で表されていることが多いのでご注意ください。

映像入力:AV入力端子x1

AVインターフェースコード(CA-LAV200D)を背面に接続すると、4極端子として取り出すことができます。(映像+ステレオ音声)

オプションカメラ入力x1系統(映像のみ)※後述

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映像出力:アナログ映像x1
カメラ付きリアモニター CA-RMC900D を接続可能です。
このモニターは、後席の様子を見ることができるカメラを内蔵しており、このカメラの専用入力端子として上記オプションカメラ入力が設けられています。

その他

外装デザイン&レイアウト

WIDE DINモデルは、本体右側にHWのボタンが配置されます。
通常DINモデルは、HWボタンはモニター下に配置。

タッチパネル

抵抗感圧式ですが、ピンチ操作可能です。
静電と異なり、指でなくても棒状の物で押せば反応するタイプです。

ユーザーメモリー

各種設定のメモリーが2ユーザー分ありますので、ドライバーによって切り替えて使うことが可能です。

RX05WD/RX05Dとの違い

先に紹介しましたBluerayモデルのRX05WD/RX05D、このモデルとの違いを紹介します。

RX05RE05
タッチパネル静電抵抗膜感圧
ドライブBlue-rayDVD
マイク入力端子接続式本体内蔵マイク
音声認識Drive P@ssアプリ連携なし
HDMI入出力ありなし
音声入力端子ありなし
無料地図更新1回なし

集約すると違いは上記です。RX05はBluerayオーディオのハイレゾ規格音声の再生には対応しているようですが、FLAC/WAVファイルの再生には非対応となっています。

何か、Blueray drive unit部分にそんな仕組みを持っているのかもしれませんが、詳細は不明です。

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総括

本記事ではRE05WD/RE05D最上位のRX05WD/RX05D比較して紹介しました。

ざっくり言うと違いは、

  • Blueray/DVD
  • 音声認識あり/なし
  • HDMIあり/なし
  • 無料地図更新あり/なし

というところです。

HDMIは無くとも、アナログの外部インタフェースがありますので、それなりに拡張性は備えていますし、ナビ部分については、全く同機能のようです。

こうして考えますと、DVDドライブで安価にフル機能が利用できる、RE05WD/RE05はとてもお買い得モデルと思われます。

また、RA05とRE05の違いは、無料地図更新1回が付属するか/しないかです。
無料地図更新1回を付けたい場合は、RA05WD/RA05Dがおすすめです。
CN-RX05DCN-RA05DCN-RE05D

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