Panasonic ストラーダ CN-RX05WD/CN-RX05D(2018年モデル)の解説

ストラーダ CN-RX05WD/CN-RX5D 発表

カーナビ RX05 Strada[ストラーダ]RXシリーズ | Panasonic
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2018年8月にストラーダ2DIN SDナビの新モデルが発表されました。発売は2018年10月上旬を予定しています。

9インチ、DYNAビッグディスプレイのCN-Fシリーズも同時に発表されましたが、本記事では、2DIN 7インチディスプレイ搭載のBlu-rayモデル CN-RX05WD/CN-RX5Dについて紹介します。

CN-RX05WDは、ワイドな200㎜の2DINスロットに対応したモデル。
CN-RX05Dは、180mmmの2DINスロットに対応したモデルです。

どちらも、Blu-rayドライブを搭載、新たにゾーン30などの安心機能を搭載した7インチ2DINの最上位モデルです。

ストラーダCN-RX05WD/CN-RX05Dの特徴解説

モニター

WVGA(480×800)の7型ワイド液晶を搭載。
従来通り、静電タッチパネルを搭載しています。

ストラーダは、F/RX/RA/REシリーズで搭載されるPEAKSプロセッサーのプログレッシブ再生が特徴です。

チューナー

ワイドFMに対応したFM/AMチューナーを搭載

地デジは、ワンセグ/フルセグ対応の、4アンテナ、4チューナーです。

BDオーディオハイレゾ再生

Blu-ray オーディオのハイレゾ音声(リニアPCMのハイレゾ音源)再生に対応しています。

※他のオーディオメディアによるFlac/WAVの24bit/192KHzハイレゾ音源の再生には対応していません。「なぜ、他のメディアでのハイレゾ再生ができないのか?」詳しいことはわかりませんが、何かBlu-ray ディスクドライブ本体に備え付けられた再生系でも利用するのでしょうか?この点は不明です。

CDリッピング8倍速

SDカードに320kbps>のファイルに変換して保存するようです。

まだ詳細は不明ですが、旧モデルと同じ仕様であればGracenoteからのタイトル付与が可能。ただし、本機で録音したファイルはPCなどでは再生できないようです。

Bluetooth Audio

AAC(Advanced Audio Coding)にも対応していますので、iPhoneとペアリングしてのオーディオ再生は、より高音質になります。

→【関連記事】カーナビと接続するためのBluetooth profile(ブルートゥース・プロファイル)の解説

映像入出力

HDMI入力は1系統

HDMI出力も1系統で、リア席モニターを接続可能です。

リアモニターへは、別売HDMI接続用中継ケーブル(CA-LND500D)で接続します。

アプリ連携

Navicon対応

Naviconで検索した地点情報をカーナビにカンタンに転送できます。

また、カーナビのマップ上への友達マップ表示には対応していないようです。

→【関連記事】カーナビと連携するスマホ・アプリ NaviConのメリットは?

CarAV remote

スマートフォンに専用アプリをインストールすることで、AVリモコンとして機能します。

後部座席からの各種AV操作が可能です。

音声認識

パナソニック Drive P@ssを利用した音声認識機能が搭載されています。

その他 Drive P@ssを利用して、ニュースの閲覧やスマホないに保存された音楽再生などが楽しめます。

MHLやHDMIで接続し、スマホ側の画面をカーナビ画面に表示して操作が可能です。また、Drive P@ssに対応したアプリでは、カーナビ側からタッチパネルでの操作が可能なようです。(カーナビ画面上の操作は、Bluetoothを介してスマホに伝送されます。)

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音声認識のスイッチは、ステアリングスイッチに割り当て可能です。
Android Autoには対応していません。

カーナビ関連機能

安全・安心機能

逆走検知、ゾーン30区画表示と制限速度警告表示、信号情報活用運転支援システム、各種道路標識情報表示に対応

2パターンのカスタム設定メモリー

各種設定を2人分記憶させておくことができ、さらに切り替えることが可能です。

全地図更新1回無料

2021年12月10日まで(予定)1回の前地図更新が無料です。

※CN-F1XVDでは対応している、部分更新については記載が無く、対応していないようです。

VICS WIDE対応

プローブによる分岐方向別交通情報のレーン別渋滞状況表示は、パナソニックだけ。

ドライブレコーダーとの連携機能

パナソニックのドライブレコーダーCA-DR2SDを接続することで、録画画像を地図と2画面でカーナビ上に表示することが可能です。

その他、カーナビ側からのドライブレコーダー操作が可能です。

※CA-DR2SDは、単独では使用できません。

ETC2.0車載機

ETC2.0車載器(CY-ET2010D)と連携動作可能。

ETC2.0車載器(CY-ET2500VD)と接続すれば、高度化光ビーコンから送出されるサービスである信号情報活用運転支援システムを利用可能です。

→【関連記事】光ビーコンから提供される信号情報活用運転支援システムとは?

リアビューカメラ対応

パナソニックのリアビューカメラ(CY-RC90KD)との接続に対応。

総括

DYNAビッグディスプレイのCN-F1XVDと比較してみますと、ほぼ内容は同じなのですが注意すべきところが2点ほどあります。

CN-F1XVDは、9インチBlu-ray対応ということで、720×1280の高精細ディスプレイを採用していますが、本機(CN-RX05WD/CN-RX05D)は7インチWVGA(480×800)となります。

また、

CN-F1XVDはFlac/WAVの24bit/192KHzの再生に対応していますが、本機は未対応です。

ということで、ハイレゾ完全対応のCN-F1XVDに対し、こちらは従来機相当のスペックとなります。

パナソニック・ストラーダのハイエンドモデルはCN-F1XVDであり、こちらのRXシリーズはBlu-rayドライブ搭載ながらも、Fシリーズの最上位と比較して若干スペックが落としてあることがわかります。

モニターサイズやそのスペックがだいぶ価格に影響しますので、本機の方がやや安い価格設定になると予想されます。

価格.comでは、CN-RX05WDが11.9万円前後、CN-F1XVDが16.7万円前後なので、価格差が5万円近くなります。DVDモデルのDYNAビッグディスプレイCN-F1DVDよりほんの少し高い程度になりそうです。

どうしてもBlu-rayモデルを選びたいという方には、よい選択肢の1つとなりそうです。

リアモニターとの接続も、HDMIに対応していますので、Blu-ray映像もリアで楽しむことができファミリーユーザーやミニバンユーザーにもおすすめです。

→【関連記事】Panasonicストラーダ 2018年モデル CN-F1XVDの解説

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