PANASONIC ストラーダ 2019-2020年モデル・ラインナップについて考える(CN-F1X10BD編)

DYNABIGスイングディスプレイ搭載のストラーダFシリーズ 2019-2020年モデル発売

SDカーナビステーションStrada大画面モデル3機種を発売 | プレスリリース | Panasonic Newsroom Japan
パナソニック株式会社オートモーティブ社は、DYNABIGスイングディスプレイを搭載したSDカーナビゲーションStradaのラインアップを3機種に拡充し、2019年11月上旬より発売します。

PANASONICから、2019年9月にフローティングモニターのストラーダ新モデルが発売されました。
従来はBDモデル、DVDモデルの2機種構成でしたが、今回はBDモデル1機種、DVDモデル2機種の合計3機種が発売。それらの違いを中心に解説します。

2019-2020年モデルの主な変更点

カーナビ F1X10BD Strada[ストラーダ] | Panasonic
カーナビ F1X10BD の紹介ページです。パナソニックのカーナビ/カーオーディオ(カーAV)総合公式サイト。
最大の特徴は、上位2モデルにおける画面の10インチ化(CN-F1X10BD, CN-F1X10D)

狭額縁化により、従来の9インチモニターとあまり変わらないサイズで10インチ化を達成。
そもそもモニター手前に張り出していことより、車両の操作レバーと干渉しないように従来より設計されていたわけですが(取り付け可能車種は限られます)、モニターサイズを小さく抑えながら大画面を搭載したというわけです。

また、従来のDVDモデルは、どちらかというと廉価版の位置づけでしたが、

新しいDVDモデルは、上位に迫る10インチフル機能のモデルと、9インチ搭載の廉価版モデルの2つが用意されました。(CN-F1X10D, CN-F1D9D)

CN-F1X10BDはどんなカーナビ?

主な特徴

  • 狭額縁化により10型モニター搭載を達成したDYNABIGディスプレイ・カーナビ
  • Blu-rayドライブに対応
  • ハイレゾ対応

AV機能

  • 10型(1280×720)&静電タッチパネル
  • BD/DVD/CD/SDディスクメディアの再生に対応
  • USB/iPodの動画・音楽再生
  • WIDE FM/AMチューナー
  • 地デジ(フルセグ)チューナー
  • CD録音→SDに保存
  • ハイレゾ再生(FLAC/WAV)192kHz/24bit DACを搭載

関連記事

ハイレゾを車で再生するには?
最近、よく耳にするようになったハイレゾ、FLACという用語。CD音質を超えるスペックのオーディオとして注目されています。 どうやったら再生できるのか?何を新たに用意したらいいのか?車で再生できるのか?について紹介します。

スマホ連携

  • Android Autoに対応
  • NaviCon対応 友達マップの地図画面表示には非対応
  • Drive P@ss スマホと連携して音声認識やニュース・音楽再生に対応
  • Car AV remote スマホがリモコンになるアプリで、後席からの操作にも対応

関連記事

カーナビと連携するスマホ・アプリ NaviConのメリットは?
NaviConは、多くのカーナビアプリが対応しているスマートフォン・アプリです。目的地検索した結果を共有したり、友達の位置をマップで共有することができる、カーナビととても相性のよいアプリです。このNaviConについて紹介します。
カーナビにミラーリングするためのMiracast/MirrorLink/MHL他を解説(SDLを追記)
スマートフォンをカーナビや他の機器に接続する場合、いろんな用語が出てきますね。特に”Mxxxxx” という用語ですが、似たような名前で混乱します。関連技術を整理してみました。

ナビ機能

  • VICS WIDE対応
  • 信号情報活用運転支援システム(別売りの光ビーコン対応ETC2.0車載器が必要)
  • 道路標識のポップアップ
  • ストラーダチューンによるナビ機能のカスタマイズ
  • 逆走検知アラーム
  • ゾーン30
  • 無料全地図更新(3年間に1回)・部分更新に対応(3年間1年6回)

関連記事

スポンサーリンク
光ビーコンから提供される信号情報活用運転支援システムとは?
最近、ホンダ車を中心に「信号情報活用運転支援システム(TSPS)」を搭載する車両やカーナビが増えてきました。この機能はいったいなんなのか?本当に使えるシステムなのか?紹介します。

拡張性

  • リヤビューカメラ HDR機能付きCY-RC100KD等を接続可能
  • ドライブレコーダー CA-DR03TD(前後2カメラ)、CA-DR03D(一体型)を接続可能
  • 外部映像入力/出力 HDMI入力・HDMI出力・アナログ映像出力
    ※リア席モニターとHDMI接続が可能
  • ETC2.0車載器対応 CY-ET2500VD(高度化光ビーコン対応のナビ連携タイプ)
    ※信号情報活用運転支援システムを利用するにはこれが必要です。

※他のモデルについては、こちらです。

パナソニック ストラーダFシリーズ、2019-2020年のDVDモデルとは?
2019年9月に新モデルが発売となった新しいパナソニック・ストラーダのFシリーズ。本記事では、その2つのDVDモデルに焦点を当てて、機能の違いについて解説します。

総括

10インチ化を果たしたストラーダCN-F1シリーズのトップモデル。
すでにフル機能であったこともあり、10インチモニター以外に特別な新機能はありませんが、
拡張性も十分です。

旧モデルの9インチと購入で比較するケースがあると思われますが、やはり最新の地図が搭載されている2019-2020年モデルがおすすめです。

家庭用ビデオレコーダーは、今や多くの方がBlu-rayを持っていると思われますので、ディスクでの持ち出しを考えれば、Blu-rayのストラーダはやはり便利だと思います。


関連記事

Panasonic ストラーダ DYNABIGディスプレイのCN-F1XVD(Blu-ray/9インチ/2018年モデル)の解説
パナソニックからCN-F1シリーズ、ダイナビッグディスプレイタイプのカーナビ、2018年モデルが発表されました。本記事投稿時点ではまだ発売前ではありますが、その機能・特徴について解説します。

 

タイトルとURLをコピーしました