DYNABIGディスプレイ、FシリーズのDVDモデル(2019-2020)
こちらの記事でも紹介した通り、ストラーダFシリーズの2019-2020年モデル 3モデルのうち、最上位はBlu-rayドライブ搭載。
その他の2つはDVDドライブが搭載されたモデルとなります。
本記事では、これらの2つのDVDドライブ搭載モデル(CN-F1X10D、CN-F1D9D)について解説します。
上位モデル譲りのスペック CN-F1X10D
目玉となる10型液晶は、スペック的には上位のBlu-rayモデルと同じものが搭載されている模様です。
それ以外にも、ハイレゾ対応であったり地図更新であったりといった機能も上位モデルと同じです。
仕様概要(CN-F1X10D)
DVDドライブを搭載したSDナビゲーション。
フルセグ地デジチューナー、WIDE FM、Bluetooth、USB、iPod接続など、Blu-ray以外のさまざまなメディア再生に対応。
ナビ機能は、VICS WIDEに対応し、近年搭載されるようになったゾーン30にも対応しています。
AV機能(CN-F1X10D)
- 10型(1280×720)&静電タッチパネル
- DVD/CD/SDディスクメディアの再生に対応(Blu-rayディスクの再生はできません)
- USB/iPodの動画・音楽再生
- WIDE FM/AMチューナー
- 地デジ(フルセグ)チューナー
- CD録音→SDに保存
- ハイレゾ再生(FLAC/WAV)192kHz/24bit DACを搭載
スマホ連携(CN-F1X10D)
- Android Autoに対応
- NaviCon対応 友達マップの地図画面表示には非対応
- Drive P@ss スマホと連携して音声認識やニュース・音楽再生に対応
- Car AV remote スマホがリモコンになるアプリで、後席からの操作にも対応
ナビ機能(CN-F1X10D)
- VICS WIDE対応
- 信号情報活用運転支援システム(別売りの光ビーコン対応ETC2.0車載器が必要)
- 道路標識のポップアップ
- ストラーダチューンによるナビ機能のカスタマイズ
- 逆走検知アラーム
- ゾーン30
- 無料全地図更新(3年間に1回)・部分更新に対応(3年間1年6回)
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拡張性(CN-F1X10D)
ここが若干上位モデルと差があるところです。
以下は上位と共通仕様
- リヤビューカメラ HDR機能付きCY-RC100KD等を接続可能
- ドライブレコーダー CA-DR03TD(前後2カメラ)、CA-DR03D(一体型)を接続可能
- ETC2.0車載器対応 CY-ET2500VD(高度化光ビーコン対応のナビ連携タイプ)
※信号情報活用運転支援システムを利用するにはこれが必要です。
以下は若干機能が削減されています。
- 外部映像入力/出力 HDMI入力・アナログ映像出力
※HDMI出力がありません、リア席モニターとはアナログ接続となります。
廉価版DVDモデル CN-F1D9D
仕様概要(CN-F1D9D)
DVDドライブを搭載したSDナビゲーション。
フルセグ地デジチューナー、WIDE FM、Bluetooth、USB、iPod接続など、Blu-ray以外のさまざまなメディア再生に対応。
ナビ機能は、VICS WIDEに対応し、近年搭載されるようになったゾーン30にも対応しています。
AV機能(CN-F1D9D)
- 9型(WVGA 800×480)&静電タッチパネル
- DVD/CD/SDディスクメディアの再生に対応(Blu-rayディスクの再生はできません)
- USBの動画・音楽再生(iPhoneは音楽再生のみ動画再生には対応していない模様)
- WIDE FM/AMチューナー
- 地デジ(フルセグ)チューナー
- CD録音→SDに保存
- ハイレゾ再生(FLAC/WAV) 192kHz/24bit DACを搭載
スマホ連携(CN-F1D9D)
- NaviCon対応 友達マップの地図画面表示には非対応
- Car AV remote スマホがリモコンになるアプリで、後席からの操作にも対応
- Android Autoには非対応
- Drive P@ssには非対応 音声認識機能はありません
ナビ機能(CN-F1D9D)
- VICS WIDE対応
- 信号情報活用運転支援システム(別売りの光ビーコン対応ETC2.0車載器が必要)
- 道路標識のポップアップ
- ストラーダチューンによるナビ機能のカスタマイズ
- 逆走検知アラーム
- ゾーン30
- 無料全地図更新(3年間に1回) ※部分更新には非対応
拡張性(CN-F1D9D)
ここが若干上位モデルと差があるところです。
以下は上位の共通仕様
- リヤビューカメラ HDR機能付きCY-RC100KD等を接続可能
- ドライブレコーダー CA-DR03TD(前後2カメラ)、CA-DR03D(一体型)を接続可能
- ETC2.0車載器対応 CY-ET2500VD(高度化光ビーコン対応のナビ連携タイプ)
※信号情報活用運転支援システムを利用するにはこれが必要です。
以下は若干機能が削減されています。
- 外部映像入力/出力 アナログ映像入出力
※HDMI入出力がありません、リア席モニターとはアナログ接続となります。
別売りの車両AVインタフェースコード(CA-LAV200D)が必要です。
総括
旧モデル(2018)では、Blu-rayのトップモデルとDVDの廉価版モデルの間で価格差が大きく、ちょうど中間的なモデルが欲しいと思ったユーザーが多かったのかもしれません。
今回の2019-2020年モデルでは、その点より選びやすくなったと筆者は思います。
さて、上記のようにCN-F1D9Dの他のモデルとの違いも眺めてみましたが、これでもしっかりリアモニターや外部入力にも対応(アナログですが)しており、必要なものは卒なく搭載している印象です。
いままで「大画面の取り付けができない」もしくは「取り付けキットが市販されていない」車両を持っていたユーザーにとって、このDYNABIGディスプレイはすばらしいソリューションだと思います。
筆者のアイデアですが、「Blu-rayディスク=ハイエンド」という考え方ではなく、家のレコーダーとのメディアの互換性を主に考えて、Blu-ray搭載の廉価版モデルというのがあってもよいのではないかと思います。
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