パイオニアから新型ドラレコ発売 偏光フィルター対応は新しいか!?

パイオニアから新型ドラレコ発売

幅広いニーズに対応した、カロッツェリア ドライブレコーダー5機種を新発売 | 報道資料 | ニュース・イベント | 企業情報 | Pioneer
2018年10月2日 パイオニア株式会社 幅広いニーズに対応した、カロッツェリア ドライブレコーダー5機種を新発売 ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。ご覧になった時点で内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

2018年10月、パイオニアから新型ドライブレコーダー5機種が発売となりました。
偏光フィルターに対応した製品をはじめ、先に発売されたVREC-DZ500-C/DZ500とは少し特徴が異なっています。

これらの製品について紹介・解説します。

オールインワン(一体型)タイプ 共通仕様

VREC-DS600のみセパレート(別体)型製品となりますので、以下の一体型製品の共通仕様から紹介します。VREC-DS600については最後に別途紹介します。

  • VREC-DH700
  • VREC-DH600
  • VREC-DH400
  • VREC-DZ300
  1. 本体にカメラとモニターおよびメディアスロットを搭載した一体型製品
  2. フルHD以上の解像度に対応
  3. WDR/27.5fpsのフレームレートで、LED信号対策がなされている
  4. 偏向フィルタ(DH600は標準、他はオプションで)対応
  5. 本体にバッテリを内蔵し、駐車中のイベント録画に対応
  6. GPS/Gセンサー内蔵
  7. PC用の専用ビュアーで録画映像を再生可能
  8. 12/24Vのシガーライター電源ケーブルが付属します。
  9. microSD 16GBが付属(VREC-DH400のみ32GB)

※カーナビやスマホとの連携機能はありません。

駐車中監視機能を標準とし、他の機器とは連携はしないものの
高画質で、基本性能を抑えた製品です。

以下に、各製品の特徴を紹介します。

VREC-DH700

特徴

  • 本体にフロントカメラ/2.4型モニターを内蔵した一体型ドライブレコーダー
  • GPS/Gセンサーを本体に内蔵
  • 別売りのリアカメラもしくは、車載のバックカメラ出力を接続することで、フロント・リアの同時録画可能
  • リアカメラの代わりに、別売りのフロアカメラを接続して、映像の同時録画も可能
  • 駐車中録画に対応(衝撃検知・動体検知)
  • 専用のPCビュワーあり。
  • 内蔵バッテリー(500mA)

別売りのリアカメラとは、すでに車両に取り付けられている汎用バックカメラを利用することもできます。

汎用バックカメラとの接続は、オプションの映像出力用RCA分配器RD-VRD10」が必要です。

また、バックカメラの代わりに、フロアカメラユニット 「ND-FLC1」 を利用することもできます。


さらに、フロントカメラ部には、別売りの偏光フィルター「AD-PLF1」を取付可能です。


解像度:

2304×1296p / 1920×1080p / 1280×720p から選択

WDR

常時録画: ファイル分割しながら録画(1/3/5分で設定可能)

イベント録画:
 イベント発生時は、前20秒/後10秒(ダブル録画のときは前後10秒)を保存。

危険挙動検知:
急加速・急減速・急ハンドル・速度超過を検知して自動録画可能
※危険挙動録画は、ヒヤリハット地点のメモにもなりますので、使い方によっては有効だと思います。

おすすめ理由(VREC-DH700)

汎用バックカメラをリア用カメラとして接続すれば、ダブルレコーディングが可能。
高画質でフル機能のドラレコです。

VREC-DH600

特徴

  • 偏光フィルター標準装備
  • 本体にフロントカメラ/2.4型モニターを内蔵した一体型ドライブレコーダー

※危険挙動の録画にも対応しています。

おすすめ理由(VREC-DH600)

VREC-DH700のダブル録画機能を省略したモデル。
偏光フィルター標準搭載
高画質でフル機能のドラレコです。

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VREC-DH400

特徴

  • Full HDの本体にカメラと2.4型液晶を内蔵した一体型ドライブレコーダー

※危険挙動検知やダブルレコーディングには対応していません。

おすすめ理由

VREC-DH600の解像度を落としたタイプ。
偏向フィルターが別売りとなりますが、付属のmicroSDが他よりも大きく、32GBです。

VREC-DZ300

特徴

  • フルHD対応
  • 本体にカメラと2・0インチ液晶を内蔵したコンパクトな一体型ドライブレコーダー

おすすめ理由(VREC-DZ300)

フルHD対応で、コンパクトなボディの一体型
他の性能はVREC-DH400と変わりませんが、若干ですが、画角が狭くなっています。
対角111°なので、他と比較するとやや狭いですが、十分と思われます。

VREC-DS600(セパレート型)

パイオニアのカーナビと連携する、「ドライブレコーダーリンク」機能に対応

カーナビ側から各種操作が可能なドライブレコーダーです。
本体部(モニターなし)とカメラ部からなるセパレート(別体)型
Gセンサーは内蔵していますが、GPSは内蔵されておらず、ナビとの接続により位置情報を取得します。

  • フルHD/WDR/27.5fps/対角121°
  • F2.0の明るいレンズ
  • 駐車中の衝撃検知録画にも対応
  • 4極端子で映像を出力できます。

※偏光フィルターの取り付けには非対応

おすすめ理由(VREC-DS600)

パイオニアのドライブレコーダーリンクを使用するならこのタイプ。
カメラ部は本体と独立しているので、超!コンパクトです。

総括

※比較表は、パイオニアHPにありますので、本記事では特に作成しません。

ドライブレコーダー | カーナビ・カーAV carrozzeria | パイオニア株式会社
パイオニア株式会社のカロッツェリア ドライブレコーダーの紹介サイトです。取付タイプや機能から選べる豊富なラインアップをご覧いただけます。

経営に関する報道と同時に、新商品の発表が次々の行われるパイオニア。
ナビ、天吊りモニター、ドラレコとそれぞれ興味深い製品が続々と登場しています。

ドラレコも、一体型製品が多く、ナビとは独立して利用できるものが多く発売されますので
手軽に後付けができそうです。

ダブルで前後しっかりと監視したいのであれば、汎用バックカメラを利用できる「VREC-DH700」に映像出力用RCA分配器 「RD-VRD10」を購入して利用するのがよさそうです。

また、特に駐車時に室内の録画をしたいというのであれば、フロアカメラユニット 「ND-FLC1を接続するのもよいと思われます。

偏光フィルターについては、「映り込み防止」という機能で搭載しているメーカーは他にもあるようですが、ここをウリにしてドラレコを販売しているのがパイオニアです。

やはり偏光フィルターによる効果はかなりあると思われます。(価格は上がるのでしょうが)全モデル標準装備にしてもよいのではないかと思います。確かに新しい!きっと他社も追従してくるに違いありません。(偏光フィルター製造会社の株が上がるかもしれませんね。)

これで、現行(2018年10月現在)のパイオニア新製品ラインナップをすべて紹介したことになりますが、スマホ連携機能を持つものが、先に発売したVREC-DZ500-C/DZ500のみというのは、筆者としては意外!?残念です。

小さな本体からmicroSDを取り出したり、ボタンを押したりするのはちょっと手間なので、できればスマホなどから遠隔操作したいのです。

同じ意見をお持ちの方には、こちらの商品がおすすめです。

→【関連記事】パイオニアから新ドラレコ(2018年6月)VREC-DZ500-C/DZ500 Wifi接続にも対応

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