ゴリラ 2020年モデル CN-G1400VD/CN-G740D/CN-G540D 発売!
パナソニックから、ポータブルカーナビのゴリラ2020年モデルが3機種発売されました。6月中旬発売。
新機能を搭載したこれら3機種を紹介しながら、今日のスマホナビ時代に買いなのか?それとも?なのか、本記事で考えてみます。
ゴリラ2020年モデルについて考える
ラインナップの比較
非常にわかりやすい比較表がすでにメーカーホームページにそろっているので、そちらを見ていただくのがよいと思います。昨年モデルとの比較もOK!
新機能1 全国市街図搭載!
従来の市街図搭載カーナビは、おおよそ1400都市をカバーしていました。
この1400都市というのは、全国すべての都市ではなく、人口密集地を中心に家が数多くある場所を優先して収録されたり地図化されてきたものです。
そのため、カーナビを使って地方都市などに行くと、「駅周辺だけ詳細市街図が表示され、ちょっと離れると道路ネットワークのみの地図になる」のが普通でした。
これが、最新のゴリラでは一部の離島を除き、「どこへ行っても詳細市街図が表示できる!」というものです。
今までは、「山道では詳細市街図出てもあんまり意味ないのでは?」とか、「他に迷うような道がなければ、詳細市街図でなくても問題ないんじゃない?」ということで許されてきましたが、ついに全国の詳細市街図がゴリラに収録されました!
新機能 地図更新3年無料!
最上位機種のCN-G1400VDは、
- 2021年6月~2023年7月まで約3年間のうち1回の全地図更新無料
- 2023年7月まで2か月毎の部分更新が無料
市街地図や地点検索データは、1の全地図更新でのみ更新されます。部分更新では道路ネットワークデータなどが更新されますので、新しい道路を使った経路を利用することができるようになります。
どのモデルを選ぶ?
以下の3つの新モデルのおおざっぱな特徴を紹介します。
違いはとてもシンプルです。
- CN-G1400VD
- CN-G740D
- CN-G540D
最上位のCN-G1400VD
- 7型WIDE VGAモニター搭載
- VICS WIDE(交通情報)に対応
- 無料地図更新付
- リアビューカメラ接続に対応
ミドルモデルのCN-G740D
- 7型WIDE VGAモニター搭載
ローエンドモデルのCN-G540D
- 5型WIDE VGAモニター搭載
ローテク(Low Technology)ながら、スマホよりゴリラがよいところ
交通情報の受信が無料
最上位モデルのCN-G1400VDは、FM VICSを受信して交通情報を取得します。しかもVICS WIDEに対応。受信のためにパケットは使わず、無料です!
ドライバーのための専用地図
方面看板や道路標識など、ドライバーに有益な情報を数多く表示可能!
特に車線情報は助かりますね。
カーナビ専用!
スマホは音楽をかけたり、電話がかかってきたり、その上、ナビもさせるのでは大変。ゴリラはカーナビ専用として利用できるので、やはり便利!
携帯電波に関係なく使える
イマドキは、日本でキャリアの電波が届かないところはほとんどなくなっていますが、どんな山道に行こうが全く気にすることなく使えます!
ワンセグチューナーも搭載
最近は、逆にスマホにワンセグチューナーがあまり搭載されなくなってきました。ゴリラは3機種ともワンセグチューナー搭載で、気軽に地デジを楽しめます。パケット代も気にする必要ありません。
総括
カーナビの詳細市街図は、ちょっと前までは(全国でなく)部分カバーが当たり前でしたが、ついに全国カバーするようになりました。
都市部に住んでいる方は、あまり気にしたこともないかと思いますが、じつはそんな状況だったのです。
やがて我々はスマホの地図を日常的にみるようになり、どんな地域も詳細市街図を見ることができるのが当たり前となってしまいました。こんな状況に合わせたゴリラの進化、「まだまだスマホには負けられない!」というメーカーの心意気が感じられます。
筆者も以前、ガーミンの小型のポータブルナビを使ったことがありますが、スマホでなくナビ専用ということで、気軽に持ち歩いていろんなところでサーチして、車に乗り込んで使っていました。
以下、参考までにゴリラの旧モデルです。
CN-G1300VD | CN-G730D | CN-G530D |
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