Panasonic ゴリラ 2018年モデル 3機種発売!ポータブルナビの動作モードって?

新型ゴリラ 2018年モデル 発売

パナソニックから、2018年モデルのポータブルナビ、新型ゴリラが2018年5月に発表、そして6月、ついに発売されました。

ゴリラの2018年モデルは、以下の3機種です。

  • 7V型ワイドVGA FM-VICS内蔵(VICS WIDE) CN-G1200VD
  • 7V型ワイドVGA CN-G720D
  • 5V型ワイドVGA CN-G520D

価格はすべてオープンプライスで、それぞれおよそ7万円/6万円/4万円前後となる見込みです。※2018年9月時点ですでに、およそ4.8万/4万/2.8万とだいぶお安くなりました!

それでは、各モデルの特徴ゴリラの特徴的な動作モードについて解説します。

各モデルの共通の特徴

GPS/みちびき/GLONASS対応とGロケーション

米国、日本、ロシアの衛星を使い、より高精度な測位が可能です。

衛星による測位は、受信条件のよい衛星からの測位電波を、数多くの衛星から受けられる程(N数)正確な測位が可能です。GPS/みちびき/GLONASSとすべてを利用できることで、より精度が増します。

※ポータブルナビは、基本、タイヤの回転速度を検知する車速パルスを使わずに測位しますので衛星からの測位性能がとても重要です。

さらに、加速度センサー/ジャイロセンサーに搭載により、GPSだけの測位ではわかりにくかった、より正確な自車位置を求めることができます。(Gロケーション

高速道路での逆走検知と警告機能

逆走を検知し、下記のような状況で注意・警告をします。

  • SAPAで休憩後発車するとき
  • IC/JCT、ランプ、SAPA本線合流時

道路標識の表示

一時停止や指定方向外進入禁止など、道路標識情報をお知らせします。音声案内もあります。

※地図データに格納されているようです。

16GBメモリー

詳細市街図をはじめ、日本のカーナビ地図はとても情報量が多く、8GBではちょっと不足気味。

16GBの保存領域があれば地図だけでなくたくさんの情報を利用することができます。

ワンセグチューナー内蔵

ワンセグ地デジチューナーでいつでもTVを視聴することができます。
データ放送にも対応しています。

※但し、走行中は動作モードによって制限がかかります。

Myストッカー機能

音楽・動画・画像などを、SDカードに入れて持ち込み、本体のメモリーに保存することができます。

一度Myストッカーに保存しておけば、SDカードがなくてもいつでも楽しむことができます。
(容量に制限があります。)

最上位モデル CN-G1200VDの特徴

VICS WIDEに対応

FM電波による交通情報を受信する機能がありますので、渋滞回避ルートで案内します。

※VICS WIDE対応モデルは、交通情報を受信するためにFMの受信アンテナを取り付ける必要があります。

3年間の道路マップ無料更新

2021年7月までの地図更新が無料(発売から3年間、年6回を予定)

 

CN-G1200VDは、最上位モデルということでもっとも価格も高くなりますが、交通情報表示と渋滞回避ルートによるガイダンス、地図更新が3年分がついています。筆者おすすめ!

 


CN-G720D/CN-G520Dの特徴

VICSや無料地図更新は省略されていますが、共通機能で紹介したワンセグや後で紹介するガイドブック機能も搭載しています。

 

シンプルにそして補助的にナビを使い、ワンセグがメインの用途であればこちらもおすすめ!

 


新型ゴリラの動作モードを解説!

ゴリラのカタログを見ているだけではわからない、買ってみて初めて分かる動作モードを紹介します。

ゴリラには、下記のような3種類の動作モードがあり、それぞれ機能に制限があります。

  • 車動作(専用吸盤スタンドに装着、給電状態もしくはFMアンテナ接続時)
  • 家庭動作(専用吸盤スタンドから外した状態、給電状態)
  • 電池動作(給電なしのバッテリー動作中、ただし専用スタンドに装着すると車動作と同様の制限がかかります。)

まず、車動作モードでは、走行中に操作制限がかかります。

家庭動作モードでは、ジャイロやVICS表示などが機能しません。

また、電池動作モードでは、吸盤スタンドに装着中は走行中に操作制限がかかりますが、その他、ジャイロやVICS表示が機能しません。(消費電力を抑えるため機能制限が実装されているようです。)

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このようにゴリラは、専用吸盤スタンドに装着/非装着によって機能が変わります!

ゴリラの走行判定・停車判定法

通常は、GPSの信号によって車の移動を検知し、走行/停車を判定。これに応じて動作制限をかけます。

別売りのパーキングブレーキ接続ケーブルを装着している場合は、こちらの信号による判定を優先するとなっています。

たとえば、このナビを外してリアでワンセグテレビとして見たい場合には、専用吸盤スタンドから外しておけば走行中も見ることができます。(車モードからの切替時には電源の入れ直しが必要)

スタンドに装着したまま走行中も見たい!という場合も、あるかもしれませんが、運転者は危険ですので絶対に見ないでください!

こんなパーツも売られているようですが、「助手席で使う前提」ということでしょうか?

なるほど、ナビ本体がパーキング接続ケーブルが接続されているのと勘違いするわけですね!

充電とバッテリー容量

バッテリーが空の状態から満充電まで約2時間20分かかります。

また、内蔵電池を使用した場合の連続使用時間は、ワンセグと共に利用した場合、40~70分程度です。
車から降りて、休憩しながら行先のプランニングをする場合にも車から持ち出して十分使用できます。

SDスロットとSDカードの使い道

  • ユーザーコミュニティサイト「ナビcafe」の「おでかけ旅ガイド」からDLしたデータを利用するとき
  • 登録地点のバックアップ・リストア・エクスポート・インポートに使用
  • まっぷるコード更新データの利用
  • パソコンで保存したMP3/WMA、MP4、JPEGなどの動画・音声・画像ファイルの再生

音声の再生は、本体背面の小型スピーカーからのものですから、音質的にはあまり期待できないかも知れません。

ヘッドホン端子がありますので、カーステレオなどにうまく接続できればよいのですが…。

G1200VDからBluetoothがなくなりました!

先代のG1100にはBluetoothが搭載されているのですが、新型のG1200にはBluetoothが搭載されなくなりました。

そもそも、スマートフォンアプリ「ここいこ!」からダウンロードした地点情報を、カーナビに設定する場合に利用するものでした。

ナビ機能

・車載ナビとほぼ同等に使えます。

CN-G1200VDならば、VICSを受信しますので、渋滞回避ルートも引けます。

・まっぷるコード/マップコードに対応

NaviConなどのアプリで探索した結果を、カンタンに目的地として入力することもできます。

Bluetooth連携機能には対応していないので、NaviConで表示されるマップコードを手入力することになります。

→【関連記事】カーナビと連携するスマホ・アプリ NaviConのメリットは?

・るるぶDATA

JTBの観光データベース「るるぶDATA」を収録していますので、こちらを参考に調べることも可能です。

・5ルート検索

自動/有料優先/一般優先/道幅優先/距離優先
ルートを表示します。

・経由地は5か所まで

経由地は5か所まで登録可能

ちょっと変わったこんな機能!

GPSログ記録機能

KML 形式とNMEA 形式

24時間毎に別ファイルが作成され、最大20件(ファイル)作成可能です。

何に使うかというと、走行ルートをGoogle earth 等に読み込ませて、PCブラウザの地図上に表示したりできるそうです。

※ちなみに、スマホにGPSロガーアプリを入れれば、同様のことができるようです。

まとめ

ゴリラのよいところは、なんといってもポータブルで簡単に付け外しができるところです。
部屋やドライブ途中の休憩スペースに持ち帰って行先を検討したり、することも可能です。

また、交換のできない純正メーカーオプションナビの使い勝手の悪さに疲れてしまったユーザーにも、ゴリラなら後付することも可能です。

専用の吸盤スタンドから取り外せば、メディアビューアーやポータブルワンセグTVとしても利用可能です。

行楽のお供に、おすすめの高性能ポータブルナビです。

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