ホンダ純正ナビ VXM-194Ci エントリーでもここまで使える!

エントリー インターナビ VXM-194Ci

2018年秋ごろまでホンダ アクセスからGATHERSブランドとして発売されていたディラーナビ、VXM-184Ciに代わり、現在(2019年7月現在)ではVXM-194Ciが発売されています。

これらの2モデルは、内容はほぼ同じ。但しそれぞれ旧モデル/新モデルとなりますので、搭載されている地図の鮮度などが異なります。

エントリーということで、ディーラーオプションナビのローエンドに位置しますが、インターナビ機能を搭載したJVC Kenwood製のモデルです。

本記事では、こちらについて紹介・解説します。

VXM-194Ciはどんなナビ?

VXM-194Ci 概要

  • CDドライブを搭載した7型モニターのメモリーナビ、インターナビ機能に対応
  • 特徴は、多言語対応と空港案内そして1段階の逆チルトにも対応
  • Bluetooth ハンズフリー/Audioにも対応

※TVチューナーなし

VXM-194Ci ナビ機能

インターナビ対応

インターナビルートや交通情報、駐車場セレクト、目的地付近の気象情報などのインターナビ機能を搭載しています。

※VICS WIDE対応ではありません。

みちびき対応

準天頂衛星を利用し、自車位置精度を高めます。

収録地図

高速道路・有料道路は2018年4月〆のデータを収録(無料地図更新は付いていません

※上位のベーシックインターナビ VXM-194VFiとナビ機能はほぼ同じ(どちらもJVC Kenwood製)ですが、但しNavicon連携などがサポートされません。

VXM-194Ci AV機能

くわしくはこちらに書いていますが、動画音楽再生機能はDVDや地デジ機能を除き、ベーシックインターナビ VXM-194VFiとほぼ同スペックです。(VXM-194CiにはAUX入力端子がありません)

スポンサーリンク

Bluetoothも搭載していますので、スマホをBluetooth Audioでつなげば、音楽再生であまり困るようなことはないと思います。さらにAACコーデックにも対応しています。

関連記事 HONDA ディーラーオプションナビ 動画・音楽再生(AV)機能を比較・解説

VXM-194Ci 拡張性

  • 別売りのドライブレコーダー(DRH-189N)との連携機能あり 【関連記事へ】
  • ステアリングリモコンからの操作に対応
  • ナビ連動タイプのETC2.0車載器を接続可能
  • バックカメラにはもちろん対応しますが、フロント/コーナーカメラなどの周囲カメラは接続できません
  • 車によって、マルチインフォメーションディスプレイと連携し、交差点ルート案内などの表示をすることができます。

主な非搭載機能 まとめ

  • TVチューナー無し(ワンセグも無し)
  • DVDドライブ無し
  • CDリッピング・録音無し
  • 無料地図更新無し
  • CarPlay非対応
  • AUX, HDMI, アナログ映像入力無し
  • 後席モニター出力無し
  • バックカメラ以外の周囲カメラサポート無し

総括

エントリーですから、いろいろなものがそぎ落とされているのですが、筆者の印象としては「まぁなくてもなんとかなるか…」というものだけが取り去られており、必要十分なものがしっかり残っていると感じます。

今日は、スマホの機能が強力ですので、車載カーナビとしては「これでいいのでは?」と思うのです。

そしてエントリーといいながら、AV機能が充実しているのが大きな特徴。

なかなかあなどれないエントリー インターナビです!

関連記事

Kenwood 彩速ナビ MDV-S706の接続性・拡張性を解説
彩速ナビ MDV-S706が発売されました。先の発表時と比べていくつかわかったことがありますので、本機種の拡張性を主に解説します。