トヨタ 新型RAV4 発売!
2019年4月に発売となった新型RAV4
CH-Rも好調なトヨタから、それよりやや大型のSUV RAVが発売されました。
大きく分けて、ガソリンモデルとハイブリッドモデルが選べるRAV4
グレード展開は、
ハイブリッド:「G」「X」
ナビ関連の装備は?
さっそくカタログの装備表を見てみるとなんと
そしてDCMも標準!
最近のトヨタにしかあり得ない組み合わせの装備です。
さて、この辺りを踏まえまして、RAV4でのナビ選びと、利用できるT-Connect(コネクテッド)の機能について、本記事を書きながら考えてみたいと思います。
「DCMが標準!」かつ「オーディオレスが標準!」の意味は?
先に発売されていますカローラスポーツでは、ナビがなくてもT-Connectの一部機能が使えるように、DCM付で発売されました。
RAVもこれとコンセプトは同じで、装着されるナビとは関係なく、コネクテッド機能を使用できる「コネクテッドカー」であることを表します。
では標準装備となるDCMだけでできることはなんでしょうか?
標準の「DCM単体」装着車でできること!
リモートメンテナンスサービス
警告灯の点灯などの異常を検知すると、専用アプリ「MyTOYOTA for T-Connect」に通知が入り、「そのまま走行してよいか」について販売店からアドバイスをもらうことが可能。
※T-Connectナビがなくても、スマホアプリにお知らせするわけですね。
ヘルプネット
緊急時の救急依頼に関するサービスです。
エアバッグ展開時は、位置情報と車両データをヘルプネットセンターに自動送信する連携タイプのようです。
DCM単体の場合でも、ヘルプネットセンターとの通話に対応しており、天井のヘルプネットボタンで簡単にセンターと連絡をとることができる仕組みです。(あらかじめサービスの開始設定が必要)

マイカー Security
オートアラームの作動、リモート確認(ドアロックの状態)などを電話、メール、専用アプリ「MyTOYOTA for T-Connect」を通じて通知をもらったり、状況の確認が可能です。
車両位置の追跡、警備員の派遣などにも対応します。
リモート確認:ドアのロック状態やハザードランプの点灯状態などがわかります。
※RAV4の場合には、操作(リモート操作)には対応していないようです。
カーファインダーは非対応
残念ながらDCM単体では対応しません。
搭載可能なディーラーオプションナビは?
トヨタディーラーで販売取り付け可能なナビはこの3モデル。
- T-Connect 9インチナビ NSZT-Y68T DCMパッケージとして購入可
- T-Connect7インチナビ NSZT-W68 DCMパッケージとして購入可
- エントリー7インチナビ NSCN-W68 ※ナビ本体がT-Connectに対応していないため、DCM単体としてT-Connect機能を利用できます。
T-Connectの利用料金は?
基本利用料は、新車購入時の場合は3年間無料。
4年目以降は12,960円/年(税込み)で更新可能。
DCM単体で一部のT-Connect機能が使える車は?
2019年7月現在、DCM単体で利用可能なモデルは以下の通り
- アルファード/ヴェルファイア(2017年12月以降)
- プリウス/プリウス PHV
- カローラスポーツ
- RAV4
※他にもDCMを標準搭載する車両(クラウン)などがありますが、T-Connectナビが標準装備となっています。
総括
RAV4における、T-Connectの利用について考えてみました。
トヨタのコネクテッド機能は、やはり業界No.1と筆者は思いますので、T-Connect対応ナビとセットでの利用をおすすめします。

しかしながらDCM単体で、メンテナンスサービス、ヘルプネット機能とセキュリティ系のサービスに対応できるので、これに市販ナビを乗せて組み合わせるという選択肢も十分に考えらますね。
特に、ナビと切り離してヘルプネットなどの救急サービスが利用できるメリットは大きいと思います。こういう取り組みが、広く他のモデルやメーカーにも波及して欲しいと思います。
アルパインをはじめ、RAV4にスッキリ装着できる市販モデルも着々と用意されているようですし、ユーザーはとても悩むところだと思います。
こういった自由度が高いところも、RAV4の人気の秘密ですね。
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