INNOWA ドライブレコーダー Journey/Journey Plusは買いか?

INNOWA ドライブレコーダー

innowa 公式サイト
ドライブレコーダーにイノベーションを起こす、日本発のブランド。innowa Journeyシリーズ、innowa GRAVITYシリーズの詳細、購入はこちら。すべて送料無料。

最近、Web広告などでよく目にするようなった”INNOWA”のドライブレコーダー。
どんな製品なのか気になったので、製品紹介などを見てみました。

Journey/Journey Plusは、なかなか魅力的な製品ですので、本記事で紹介します。

ラインナップ

INNOWAブランドから発売されているドライブレコーダーは、GPSとGセンサー、そして本体にバッテリーを内蔵した製品で、以下の3つのラインナップがあります。

  • Journey:シンプルなタイプのドラレコ(駐車中の衝撃・動体検知録画機能付)
  • Journey Plus:フロント/リアのデュアルカメラによるドラレコ製品
  • Journey Plus コンボ: 上記Journey Plusに車両バッテリーからの電源供給コードがセットになった製品

フロントカメラ部については、共通仕様となりますので、以下に概要をお知らせします。

筆者の視点による本機の特徴

  • Wifiによるスマホアプリからのファイルアクセスや、設定変更が可能
  • 標準で、駐車中監視機能をサポート(内蔵バッテリーあり)
  • 電源コードを追加することで、駐車中の常時録画にも対応(電圧監視機能あり)
  • 求め安い価格設定

機能レビュー(Jouneyをはじめとするフロントカメラ部の共通仕様)

商品構成・概要

GPSを内蔵した、単独で使用できるドライブレコーダーです。(カーナビとの連携などは不要です。)

シガーライターから簡単に電源を取ることも可能です。(Journey)
2Balancedと呼ばれる電源ケーブルを用いれば、駐車中の常時録画にも対応します。

専用PCソフトが準備されており、地図と連携したプレイバックも可能なようです。
また、Wifiによる専用スマホアプリと連携できるので、本体操作やSDの抜き差しをすることなく、ファイルアクセスも可能です。

カメラ部・モニター部・撮影部

WDR対応の1080p/720p録画が可能なカメラ/録画部
ソニーのCMOSセンサーで高感度が撮影が可能。
対角160度と十分にワイドな設計です。
3インチの液晶画面がついています。

動画はH264, 静止画はJPEGで保存。

27.5fpsでの動画保存により、LED信号機の点滅と同期しないように対策されています。(信号機が消えた状態のまま継続して撮影されることを回避します。)

センサー類

GPSとGセンサーを内蔵

駐車中は、衝撃検知だけではなく、フロントカメラにおける動体検知で、イベント録画も可能です。
「衝撃」か「動体」かどちらかをあらかじめ設定で選択するタイプです。

駐車監視中の衝撃感知モードの場合には、「衝撃感知イベント」発生から5秒以内に録画が開始され、初期状態では1分間の動画を保存します。
駐車監視中の動体検知モードの場合には、「動体検知イベント」発生最大5秒前から、初期状態では1分間の動画を保存します。

※動体検知の場合には、衝撃検知よりも多く電力を消費しますので、より長い時間の待ち受けを希望する場合には、衝撃検知モードにしておくのがよさそうです。

その他、マニュアルイベントによる動画保存、静止画撮影が可能です。

ファイルマネジメント

1分もしくは30秒毎にファイル分割し、イベント発生時はそのファイルを保護します。

ファイル分割終了間際にイベントが発生した場合には、分割時間を延長するなど対策がなされています。

専用スマホアプリ

innowa Journey(Andoroid版/iPhone版)をスマートフォンにインストールし、wifiでJourney本体と連携されることによって、保存ファイルのアクセスや設定変更などがスマホアプリ側の操作で可能となります。

専用ビュアーソフト

innowa GVPlayer/innowa GVPlayer Plus をPCにインストールことで、Google mapと連携した動画表示を行うことができます。
※ビュアーソフトのインストーラーは、同梱のmicroSDカードに保存されています。

Journey Plusでできること

スポンサーリンク

リアカメラが同梱され、フロント/リア動画を同期して保存することができます。(リアカメラケーブル5.5m付属)

※リアカメラによる動体検知には対応していないようです。

Journey Plus コンボ できること

「本体+リアカメラ+電源ケーブル」からなるセット販売製品です。

リアカメラによる同時撮影に加え、駐車中の電源供給が可能なケーブル(2Balance 電源直結コード)により、駐車中の常時撮影が可能となります。

ただし、専用ケーブルに電源マネージメントの機能がついているため、車両バッテリー電圧が低下した場合には、自動的に電源供給をカットします。

※Journey に別売りの2Balance 電源直結コードを追加することで、フロントカメラのみのシステムながら、バッテリーから電源供給するシステムとして動作させることもできます。

同梱されるmicroSDカード

  • Journeyは8Gが同梱
  • Journey Plusは32Gが同梱

※Journey Plusはリア映像も同時録画しますので、同梱されるmicroSDカードのサイズが大きめになっています。

※あおり運転の抑止、いたずら防止にもこちらもおすすめです。↓

総括

最近のドラレコでトレンドとなるような機能をバランスよく搭載していると思います。
欲しい機能が、ひと通り全部そろっているので、普通に使う分には、十分すぎる高機能の製品と思われます。

他の製品では、たとえば
「もっと細かくGを設定できる」「ファイル分割を細かく選べる」「画素がもっともっと細かい」といったものもあるにはあるのですが、この辺りをうまいバランスで搭載/非搭載として、ある程度低価格に企画・設計されたものと感じます。

また、先行車の発進のお知らせや、車線逸脱警告といったADAS機能は搭載されていません。

シンプルなJourneyで12,800円という価格設定ですが、筆者としてはやはり電源ケーブルを接続し、Jouney plus コンボで利用するのがおすすめです。

※本記事は、投稿(2018年9月)時点のレビューです。ファームウェアのアップデートにも対応したシステムですので、今後機能向上を含む仕様変更があるかもしれません。

→【関連記事】Ankerのドラレコ製品 Roav DashCam C1

→【関連記事】JVC ブランドから、フルHDドライブレコーダ「GC-DR3」が発売!

 

 

タイトルとURLをコピーしました