S660専用 スカイサウンド インターナビ VXU-192SSiの解説

ホンダS660専用 スカイサウンド インターナビ

Honda S660 公式情報ページ
こちらはHonda S660の公式情報ページです。最新のWEBカタログで、スタイリングやインテリア、荷室をはじめとする、S660の様々な魅力をチェックいただけます。

ホンダの軽オープンスポーツとして、2015年4月に発売となった現行S660。
このS660専用のカーナビ(VXU-192SSi)が、2018年の5月に発売されました。

ダッシュボードのセンターに、ポータブルナビのようにモニターが配置されたような形状となりますが、ポータブルではなく車載ナビです。

ディスクドライブは搭載されませんが、地デジチューナーをオプション装着できるようになっており、Webブラウザーを搭載するなど他のディーラーオプションナビとはちょっと変わった仕様となっています。

もちろん、ホンダらしく、インターナビ対応です!

このクラリオン製VXU-192SSiについて、カタログや取扱の内容を元に解説します。

HW関連特徴

モニター

7型のWVGAモニターが搭載されています。
ポータブルナビのようにダッシュボード上にポンと置いたように見えますが、7型ですから通常の2DINナビとモニターサイズは変わりません。

最近のカーナビ同様、タッチ、フリック、ピンチイン・アウト操作に対応しています。

また、バックカメラにも対応し、ハンドルの切れ角に応じた、ガイド線の表示機能にも対応しています。

チューナー

ワイドFMにも対応した、AM/FMチューナー内蔵です。
地デジはオプション対応となりますが、チューナー部を助手席足元に装着する必要があります。

映像・オーディオ関連

このモデルは、ハイレゾには対応していません。

Bluetoothオーディオに対応しています。(もちろんハンズフリー通話もOK)

一方、ディスクドライブは搭載せず、メディアはUSBとiPhone接続にしか対応していませんが、音声・動画ファイルの再生が可能です。

また、外部入力がありませんので、何か外部のビデオをつないで見るようなことはできません。

※車の性質上、いろいろなメディアをごちゃごちゃ載せることは少ないと思いますので、これで十分と思います。

→【関連記事】カーナビと接続するためのBluetooth profile(ブルートゥース・プロファイル)の解説

wifi対応

このナビは、Webブラウザを搭載しています。
インターネット接続は、wifiによるテザリングで行うようになっており、通信にはこれらに対応したスマートフォン等が必要になります。

※インターナビ用のリンクアップフリーモジュールも搭載していますが、こちらは交通情報専用となり、ブラウザのインターネット接続には利用できません。

ナビ機能

インターナビ対応

リンクアップフリーモジュールによる、ホンダのオンライン交通情報に対応してます。

VICS WIDEには対応していないようですが、VICS + インターナビで、十分な交通情報や駐車場情報、そして天気情報などをお知らせします。

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インターナビですから、交通情報やルート計算に関することも、ほとんどサーバー側で行われます。(フローティングカーシステムを用いたインターナビルート)
渋滞予測も反映された、高度なルート案内が行われます。

クラリオン製のカーナビで、車載機側の地図データはゼンリン製のものが搭載されているようです。

3Dセンサーによる上下道路判定にも対応します。

→【関連記事】ホンダ・インターナビとその地図更新の仕組みを解説

その他の特徴

Gメーター/燃費情報

G(重力加速度)やブレーキ圧、水温、アクセル開度などを表示するメーター機能があります。

スポーツカーらしい機能です。

ホーム画面・アプリ・ウィジェット

ホーム画面のレイアウトを変更したり、プリインストールされているアプリやウィジェットを追加したりすることができます。

※実際にどんなウィジェットやアプリが利用できるのかは不明ですが、かつでのクラリオン「カージェット」のようなものでしょうか?

総括

S660専用のカーナビ(VXU-192SSi)について解説しました。

スポーツカーということで、ディスクメディアを出し入れするような仕組みを排除し、スマホとUSBだけにしたところは潔く、S660用としてうまくまとめられていると思います。

地デジがそれほど必要かどうかわかりませんが、オプションのチューナーボックスが少々助手席で場所をとる?のが気になります。

インターナビ対応ですし、スマホからBluetoothオーディオで音楽が聴けますし、ハンズフリーにも対応。
これなら十分、S660乗りの人たちも納得のカーナビなのではないかと思います。

そしてオープンモデルですから、オプションの「スカイサウンドスピーカー」も同時に装着することで、ヘッドレスト脇からの音声出力も可能となりますので、筆者おすすめです。

※あえて一つ言うとすれば、ナビコンには対応して欲しかったと思います。(このナビは非対応です。)

→【関連記事】カーナビと連携するスマホ・アプリ NaviConのメリットは?

6.1インチのセンター・ディスプレイ

一方、こちらのカーナビとは、まったく別のオプションになりますが、「6.1インチのセンター・ディスプレイ」というオプションがあります。

こちらは、スマホアプリである「インターナビポケット」をインストール/起動したスマホと連携して、ナビ画面をディスプレイ表示することができます。さらにBluetoothオーディオ/ハンズフリー通話、おまけにリアカメラにも対応。
さらに、HDMIジャックが装備され、ここからの接続を外部入力として利用できます。

※おそらく、VXU-192SSiが発売される前は、この「センターディスプレイ」が唯一のナビ系オプションだったと思われますが、
筆者にはこの装備もなかなか魅了的だと思われます。

→【関連記事】ホンダN-BOX専用 8インチナビ VXU-185NBiの解説

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