トヨタ純正ナビゲーションシステム・ラインナップ
トヨタ純正ナビは、T-Connect対応の10インチから、7インチのエントリーナビまで4モデル。 【関連記事】トヨタ純正カーナビは買いか?
これらに接続可能な純正オプション製品のリアモニターやETC2.0/ETC車載器の接続性についてカタログから解説します。
トヨタ純正オプション品の接続性
T-Connectナビ 10.5インチモデル(Pana製)NSZN-Z66T
周囲カメラ映像の表示対応
- マルチビューバックガイドモニター(視点切り替え機能付)
- 雨滴除去機能付きマルチビューバックガイドモニター(視点切り替え機能付)
リアモニター(後席ディスプレイ)
【12.1型後席ディスプレイ(1280×720 HD)】V12T-R66C
カラー:アイボリー、グレー、グレージュ、ブラック
後席での別ソース再生対応(再生可能ソース:地デジ、DVD、SD/USB 動画、HDMI)
※前席で再生するソースと後席で再生できるソースには組み合わせによる制限があります。
リモコン:リアモニターに付属のリモコンで、選曲やチャンネル操作、DVD操作、音量調整などAV系の操作ができます。
※このモニターは、単純に映像ケーブルでナビ本体とつなげるだけのものではなく、リモコンの制御信号のやり取りをするようです。ナビとの配線が専用の特殊なソケットになっており、汎用のモニターとしては利用できません。
ETC2.0/ETC車載器
- ETC2.0 ビルトイン・ナビ連動タイプ(光ビーコン機能付)
- ETC2.0 汎用・ナビ連動タイプ(光ビーコン機能付)
光ビーコン付のETC2.0車載器をラインナップしています。カーナビと連動するタイプです。
交通情報だけでなく、料金の支払い履歴やカード情報もカーナビ画面で確認できます。
また光ビーコンは、一般道に設置されたビーコンから交通情報を取得してナビ画面に表示します。DSSS(安全運転支援システム)にも対応します。
- ETC ビルトインボイスタイプ
- 音声で通知するボイス機能付
- ETCビルトインベーシックタイプ
- アラームで通知
- ETC 汎用ボイスタイプ
- 音声で通知するボイスタイプ
- ETC汎用ベーシックタイプ
- アラームで通知
従来のETC車載器です。こちらはすべてカーナビと連携しないタイプです。
高速道路の課金機能のみに対応します。(交通情報は受信しません。)
また、現状ETC2.0の割引が圏央道に限定されていますので、高速料金の割引については圏央道を使わない限りはETC2.0と差はありません。
車載器の価格がETC2.0車載器に比較して安価に設定されています。
→【関連記事】ETC2.0のメリットは?
映像入力
HDMI入力 (480P, 720P, 1080i)
※通常はカーナビの背面にこのインタフェースがあるかないかで決まりますが、トヨタの場合は入力端子が欲しい場合はオプションで設定しています。
USBとHDMIがセットになっており、ダッシュボードの一角にコネクターが取り付けられます。USBメモリーやスマホを接続して、動画や音楽の再生ができます。
T-Connectナビ 9インチモデル(デンソーテン製)NSZT-Y66T
基本的には上位の10.5インチモデルと同様の接続性です。
周囲カメラ映像の表示対応
- マルチビューバックガイドモニター(視点切り替え機能付)
- 雨滴除去機能付きマルチビューバックガイドモニター(視点切り替え機能付)
リアモニター(後席ディスプレイ)
【12.1型後席ディスプレイ(1280×720 HD)】V12T-R66C
後席での別ソース再生対応(再生可能ソース:地デジ、DVD、SD/USB 動画、HDMI)
※前席で再生するソースと後席で再生できるソースには組み合わせによる制限があります。
リモコン:リアモニターに付属のリモコンで、選曲やチャンネル操作、DVD操作、音量調整などAV系の操作ができます。
ETC2.0/ETC車載器
- ETC2.0 ビルトイン・ナビ連動タイプ(光ビーコン機能付)
- ETC2.0 汎用・ナビ連動タイプ(光ビーコン機能付)
光ビーコン付のETC2.0車載器をラインナップしています。カーナビと連動するタイプです。
交通情報だけでなく、料金の支払い履歴やカード情報もカーナビ画面で確認できます。
また光ビーコンは、一般道に設置されたビーコンから交通情報を取得してナビ画面に表示します。DSSS(安全運転支援システム)にも対応します。
- ETC ビルトインボイスタイプ
- 音声で通知するボイス機能付
- ETCビルトインベーシックタイプ
- アラームで通知
- ETC 汎用ボイスタイプ
- 音声で通知するボイスタイプ
- ETC汎用ベーシックタイプ
- アラームで通知
従来のETC車載器です。こちらはすべてカーナビと連携しないタイプです。
高速道路の課金機能のみに対応します。(交通情報は受信しません。)
また、現状ETC2.0の割引が圏央道に限定されていますので、高速料金の割引については圏央道を使わない限りはETC2.0と差はありません。
車載器の価格がETC2.0車載器に比較して安価に設定されています。
→【関連記事】ETC2.0のメリットは?
映像入力
HDMI入力 (480P, 720P, 1080i)
※通常はカーナビの背面にこのインタフェースがあるかないかで決まりますが、トヨタの場合は入力端子が欲しい場合はオプションで設定しています。
USBとHDMIがセットになっており、ダッシュボードの一角にコネクターが取り付けられます。USBメモリーやスマホを接続して、動画や音楽の再生ができます。
T-Connectナビ 7インチモデル(デンソーテン製)NSZT-W66T
周囲カメラ映像の表示対応
- バックガイドモニター(ガイド線がステアリング操作に連動)
- バックモニター(距離目安のみ)
リアモニター(後席ディスプレイ)
後席での別ソース再生対応(再生可能ソース:地デジ、DVD、SD/USB 動画)
※HDMIなし
※前席で再生するソースと後席で再生できるソースには組み合わせによる制限があります。
訂正(お詫び)後席別再生機能には対応していませんでした!(ナビ側と同じ画面が基本、表示されます。)
アナログ接続で、後席モニターへ出力は可能です。
リモコン:付属のリモコンで、選曲やチャンネル操作、DVD操作、音量調整などAV系の操作ができます。
ETC2.0/ETC車載器
- ETC2.0 ビルトイン・ナビ連動タイプ(光ビーコン機能付)
- ETC2.0 汎用・ナビ連動タイプ(光ビーコン機能付)
-
光ビーコン付のETC2.0車載器をラインナップしています。カーナビと連動するタイプです。
交通情報だけでなく、料金の支払い履歴やカード情報もカーナビ画面で確認できます。
また光ビーコンは、一般道に設置されたビーコンから交通情報を取得してナビ画面に表示します。DSSS(安全運転支援システム)にも対応します。スポンサーリンク - ETC ビルトインボイスタイプ
- 音声で通知するボイス機能付
- ETCビルトインベーシックタイプ
- アラームで通知
- ETC 汎用ボイスタイプ
- 音声で通知するボイスタイプ
- ETC汎用ベーシックタイプ
- アラームで通知
-
従来のETC車載器です。こちらはすべてカーナビと連携しないタイプです。
高速道路の課金機能のみに対応します。(交通情報は受信しません。)
また、現状ETC2.0の割引が圏央道に限定されていますので、高速料金の割引については圏央道を使わない限りはETC2.0と差はありません。車載器の価格がETC2.0車載器に比較して安価に設定されています。
→【関連記事】ETC2.0のメリットは?
映像入力
HDMI入力 (480Pのみ)
※フロント画面がVGAのためこのような仕様になっているようです。
※通常はカーナビの背面にこのインタフェースがあるかないかで決まりますが、トヨタの場合は入力端子が欲しい場合はオプションで設定しています。
USBとHDMIがセットになっており、ダッシュボードの一角にコネクターが取り付けられます。USBメモリーやスマホを接続して、動画や音楽の再生ができます。
エントリーナビ 7インチ(デンソー製) NSCD-W66
こちらはT-Connect非対応のモデルです。
周囲カメラ映像の表示対応
- バックガイドモニター(ガイド線がステアリング操作に連動)
- バックモニター(距離目安のみ)
リアモニター(後席ディスプレイ)
非対応
ETC2.0/ETC車載器
- ETC ビルトインボイスタイプ
- 音声で通知するボイス機能付
- ETCビルトインベーシックタイプ
- アラームで通知
- ETC 汎用ボイスタイプ
- 音声で通知するボイスタイプ
- ETC汎用ベーシックタイプ
- アラームで通知
※ETC2.0車載器はオプション設定がありません。
※カーナビ本体は、ナビ連携型のETC車載器と接続して課金情報や履歴を表示する機能を持っています。(連携可能車載器は限定されています。ETC2.0車載器との連携機能はないようです。)ところが、Webページに掲載されているETC車載器はすべて連携しないタイプのようです。(おそらくデンソー製ナビ連動型ETC車載器と接続することができると思われます。)
市販品のETC2.0(発話型)がおすすめ!:ナビと接続しないタイプを別途装着すれば、ETC2.0の圏央道割引も適用されます。このナビを選択してETC2.0車載器を利用したい方は、連携機能にこだわらず、こちらがおすすめ!
おそらくトヨタディーラーでも、(Webカタログに載っていない)ETC2.0車載器(発話型・非連動)を用意しているのではないかと思われます。
映像入力
非対応
音声入力
フロントパネルにAUX入力があります。
トヨタ純正カーナビのその他 接続情報
ドライブレコーダーの接続
トヨタの純正ドライブレコーダーは、カーナビ本体と接続するタイプのものはありません。
ディーラーオプションで購入・装着することは可能ですが、映像はドラレコ本体から取り外したSDカードを、カーナビのmicroSDスロットに挿して再生することは可能です。
純正天吊りモニター「V12T-R66C」の活用
純正12.1インチの天吊りモニターは、純正カーナビと通信する専用モニターですが、アダプターを使えば市販ナビと組み合わせることが可能なようです。
スッキリ取り付けられる純正の天吊りモニターを装着し、ナビ本体は市販品という組み合わせも可能です。
参考情報
New!
T-Connect ナビの場合、こんなハーネスも発売されているようです。(アナログの汎用映像出力用、「既に増設モニターを取付けされいる場合は併用は出来ません。」となっていますので、ご注意ください。)
対応製品や商品説明などよくをご覧になって、適宜ご利用ください。
まとめ
特にトヨタの純正カーナビは、ディーラオプション品であっても特殊な入出力端子を使っている場合が多く、汎用品による簡単なシステムアップは難しいようです。
Beat-sonic社の製品がこの辺りの接続キットを各種販売していますので、これらを利用するのも1つの手です。
一方、市販のカーナビは汎用のI/Fもしくはケーブルを用意していますので、システムアップしやすくしているのが特徴です。
「T-Connect対応の純正ナビ」をとるか、「市販ナビ」をとるかの選択は悩ましいところですが、この辺りの特徴を理解してカーナビ選びをすることをおすすめします。
今回のオプション拡張性を調べてわかったポイントは3つ
1.「ETC2.0車載器は、ナビ連携でなくても購入・搭載が可能」
※但し、ナビ連携でない場合には交通情報系機能や課金情報のナビ画面表示ができません。
2.「リアモニターおよび個別再生に対応しているカーナビのいいところ」
・音声は前席と後席でそれぞれのスピーカーから別の音声を出力できる。
・リア席にはモニター以外に特別なケーブルや再生機器を配置する必要がない。
3.純正品天吊りモニターのキレイな設置にこだわらなければ、市販リアモニターの選択肢は多くある
・アルパインなどの天吊りモニターは綺麗に装着可能
・ヘッドレスト埋め込み型の市販品もある。
・ヘッドレストの支柱部分に挟んで固定するタイプも小型車にはおすすめ