渋滞時のランプウェイの合流の仕方 こんなのはどう?

混んでいるときの合流

空いているときの高速道路の合流は特に問題ないのですが、混んでいるときはたくさんのドライバーのいろんな意図が働いて、車同士の鍔(つば)迫り合いが起こっているのをよく見かけます。
まるで、かつてのスキー場のリフト待ちの列が、最終的に2列し絞られるときに似ています。
では、渋滞時のランプウェイ付近のドライバーにはどんな意図が働いているのでしょうか?

ランプウェイから、合流するドライバー3タイプ

1)早めに合流しておけば安心
2)早めに合流して、かつすぐに追い越し車線まで車線変更してしまいたい。
3)ランプウェイを最後まで使って合流すればいい
(手前で入っても、その先でまた前に合流されてしまうのでこの方がよい)

すでに本線の合流に近い車線を走っているドライバー

4)1と2と3の車がいるので、どんどん前に割り込まれる感じは嫌だ
5)どんどん脇から合流してくるので、追い越し車線に車線変更したい

すでに本線の追い越し車線を走っているドライバー

6)2と5が前に車線変更してくる。5は仕方ないが、2はちょっと強引ではないか?

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おおよそ、こんなことを感じながら運転しているのではないでしょうか?

こんな合流はどうだろう?

渋滞時にランプウェイから合流するときは、みんな3にしてはどうでしょうか?
ランプウェイをいっぱいに使って合流するのです。
おそらうランプウェイは1列になり、絞られるところで交互に1台ずつ本線に入っていく感じになると思います。

結果考えられることは、

この方式のいいところ

・ランプウェイ側から入る車の、単位時間当たりの合流台数はきっと減るでしょう。
(合流しようとする車の台数が減る?)
・本線の混乱は減り、渋滞のイライラ感は低減される。(何重にも割り込まれることがなく、合流時の譲り合いは1回のみ)

この方式の悪いところ

・単位時間の合流台数が減るので、ランプの渋滞が長くなる?
→反面、本線が秩序よく流れるので、それほど本線への流入量が落ちないのかもしれません。

まとめ

ランプウェイから高速道路に乗るときですが、渋滞時、ランプウェイを最大現使って最後に合流するようにしてはどうでしょうか?
非常にスマートで、効率のよい合流の仕方のように感じられます。きっと日本のドライバーならばできると信じています。

実際はどうなるのか?都市交通を研究している大学などでシミュレーションしていただけるとうれしいです。

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