東京湾フェリーで車ごと海を渡ろう

東京湾フェリーとは?

東京湾フェリーは、神奈川県横須賀市の久里浜港から千葉県富津市の金谷港を結ぶカーフェリーです。(距離は11.5Km)
三浦半島から千葉の南房総へ向かう時によく利用されているようです。

  • 人だけ乗る
  • 自転車と一緒に乗る
  • 車と一緒に乗る

など、さまざまな乗り方をサポートしています。
車は約100台乗船可能、所用時間は約40分です。

高速で行くか?フェリーで行くか?

多くの人が比較したいルートは、南房総に車で行く場合に、「アクアラインで行く」か「東京湾フェリー」で行くかです。

アクアラインで行く場合
銀座~富津金谷を例にみてみます。
ETCによる高速料金は2,840円(アクアライン区間の料金は800円)

東京湾フェリーで行く場合
銀座~佐原が1,930円
そして東京湾フェリーに車1台(4m未満)とドライバー1人で行くと…3,120円
合計5,050円。
フェリーの1割引きクーポンを使っても合計は4,738円。

東京からの料金では圧倒的にアクアラインの方が安いんですね。
コスト重視の方はアクアラインで行きましょう。

料金

まず自動車の運送料です。

車両の長さ 片  道
(2日間有効)
往 復(かえり)
(7日間有効)
回数券(6枚綴り)
(6ヶ月間有効)
3.0m未満 2,360円 4,250円 ( 1,890円 ) 11,800円
4.0m未満 3,120円 5,580円 ( 2,460円 ) 15,600円
5.0m未満 3,990円 7,100円 ( 3,110円 ) 19,950円
6.0m未満 5,070円 9,130円 ( 4,060円 ) 25,350円

 

出典:東京湾フェリー 料金

車一台の運送料には、ドライバー1名分の料金が含まれています。

往復料金があるので帰りも乗る前提であればこちらがおトクです。
日帰りの場合で、天気を予想できる場合はこちらをオススメします。

しかし泊りがけの旅行で帰りが翌日以降の場合など、もしも海が荒れてしまうとフェリーが欠航してしまいます。チケットを買っておいたのに帰りは乗れない可能性もあるので注意が必要です。

※往復で買い、帰りの便が欠航した場合など、未使用分は払い戻しができるそうです。往復券の場合はチケット発行日を含む7日以内に、港の窓口で払い戻ししてくれるそうです。

高速道路の通行料金は、乗車人数に関わらず一定ですが、フェリーだとドライバー以外の乗員は、各自の乗船運賃が必要となります。

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乗り方

乗船待ちの列に並ぶ

久里浜港、金谷港ともに大きな停車スペースがあり、車で乗り場方面に行くと車で乗船待ちの列を作っるように誘導されます。

乗船開始までにチケットを買っておく

その列に車を停めたら、乗船開始までの間に窓口でチケットを買います。
出航時間の約20分前から車の乗船が開始されます。

乗船後は?

乗船後は車を降りて、デッキやイスのある待合スペースで船旅を楽しみます。
原則、船の移動中は車を乗せているフロアは立ち入り禁止になります。(が、実際は結構ゆるいです)

※その他、積載荷物のチェックなどは通常はありません。

降り方

港に到着直前に車に戻るよう指示があります。
着眼してゲートが開いたら順番に車に乗って下船します。

至ってシンプル。

割引

サイトに割引クーポンがありますので、スマホの方はチケットを買う時に画面を見せるだけでOK。
それ以外の方はプリントして持っていきます。

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乗船時にもらえるポイント券を5枚、10枚、20枚集めると、それぞれ徒歩の乗車券、乗用車・同乗者50%割引、乗用車・同乗者優待が受けられます。

周辺情報

海辺の湯

こちらの温泉ですが、もとは金谷にしなかったものですが、久里浜にも出店。
久里浜フェリー乗り場の隣にできました!

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富津金谷の海辺の湯はこちら

【公式】海辺の湯

道の駅 保田小学校(金谷港周辺)

廃坑となった小学校を改造した宿泊もできる道の駅です。
学校で実際に使っていた黒板や体育館の床、下駄箱、跳び箱などがうまく再利用され、楽しい空間になっています。

1日限定10食でで揚げパン給食が再現されていたり、ちょっと懐かしい感じの道の駅です。

都市交流施設・道の駅 保田小学校 | 保田小附属ようちえん
「道の駅 保田小学校」「保田小附属ようちえん」、2つの都市交流施設が人々の交流地点となり、鋸南町の更なる発展の場所となることを目指しています。

鋸山

地獄のぞきといわれるスポットで有名な鋸山。ロープウェイで上がるとアクセスがよいです。
金谷港からロープウェイの山麓駅まで1Kmくらいの距離です。

http://www.mt-nokogiri.co.jp/

まとめ

料金を高速道路と比較すると、やや高いのですが。ドライバーもその間は運転せず一休みできるのが魅力です。
車を乗せるような船ですし、揺れはだいぶ少ない方だと思います。
通勤に使ったり、急ぐ場合は、乗船待ち時間も考えるとあまり適していないのかも知れないのですが、旅行の行程に使うのでしたら、雰囲気もあってぴったりです。
フェリーを使った南房総の旅はいかがでしょうか?

三浦半島のアウトドア・ドライブの記事はこちらです。