低価格なワイヤレスかワイヤードか?
いつも使っているお気に入りのヘッドフォンを家においてきてしまい、「今日は音楽が聴けない!」なんてことはありませんか?
そんなときのために、取り急ぎ、店頭で購入したい低価格なヘッドフォン製品を紹介します。
最近、Bluetoothヘッドフォンがずいぶん低価格で出回るようになってきました。
まずは、ワイヤレス製品から紹介します。
SoundPeatsの20時間再生可能なネックバンド式ワイヤレススピーカー
ネックバンド部にバッテリーが2つ装着されており、ワイヤレスタイプにもかかわらず、最大20時間の連続再生が可能です。
イヤホン部付近に磁石が入っており、使わないときには左右をくっつけて脱落防止することができます。
10mm径のドライバで低音も充実。ハンズフリーフォンのマイクにノイズキャンセリング機能が搭載されています。
この内容で4000円前後と、とてもお買い得なワイヤレスヘッドホンです。
nagaoka アルミハウジングワイヤレスホン
ナガオカからも低価格なワイヤレスイヤホンが発売されました。
実力のほどは?ですが、やはり10mmのドライバーユニットを搭載し、想定価格はなんと1,850円です。
使用しないときは、本体背面をマグネットでつなげて脱落防止できますので、基本機能をしっかり抑えたモデルです。
ワイヤードはだめ?
Bluetoothワイヤレスの最大の欠点は、再生時間に限りがあり、充電しなくてはならないこと、そして再生遅延です。
買ってきたばかりでは、充電ができていないので使えません。
また、筆者、楽器の演奏のHow to系のビデオをよくみるのですが、手や足の動きと音がずれるので、ストリーム系のビデオは、映像と音とのシンクが合わず、結構見ていて歯がゆいものがあります。
さらにここでワイヤレス伝送による音声遅延が発生してしまっては、事態は最悪なのではないか?と考えたのです。
ちなみに、記事トップで紹介したSoundPeatsのモデルは、低遅延コーデックのaptXに対応していますので、送信側のスマートフォンなどが対応していれば、遅延が大きく軽減されます。
本来、圧縮系のビデオでは、シンクが合うようにタイムスタンプなどが埋め込まれているのですが、音声コーデックのデコードに必要な時間や、今回のワイヤレス伝送にかかる時間が再生機器によってばらつきがあるため、本来は再生ソフトなどで調整してやる必要があります。
ビデオタイトルによってここの調整もばらつきがあるとすれば、いちいち見るものにあわせて調整しなくてはならず、結構面倒くさくなってしまいます。
ということで、今度は、低価格の惜しげなく使えるワイヤードタイプのおすすめヘッドフォンを紹介します。
選ぶ条件
- 低価格
- 低音と高温のバランス
- 装着性
耳につけたときに安定するか?
2500円以下の製品で、量販店で試聴できるモデルを中心に探しました。
筆者のおすすめはこちら、JVCのHA-FX26です。
- 価格は実売価格約2000円。アマゾンだと1000円以下。
- 低音もしっかり、ベース音もよく聞こえる。
- 高音も鋭すぎない
- 耳に装着したときに、しっかり安定する
さらに、
コードも若干太めで絡まりにくい。
ジャック付近もL字型で断線対策にもなっている。
この値段でこの音質は立派。
ヘッドフォンを家に忘れてきたけれど、とりあえず1つ買っていますぐ聞きたいというならこちらがおすすめです。
総括
実は、過去にもJVCのイヤホンをいくつか持っていたのですが、高音が出すぎていたり、
バランスはよくてもあまりベース音が聞き取れなかったりというものがありました。
FX26は、そういった欠点が1つ1つ改善され、低価格ながらとてもよいものとなっています。
ボリュームや曲送りのスイッチが付いたものも、同じ価格帯に多くありますが、
余計なものを削って音質重視設計されているところも好感がもてます。
高くてよいものはもっとたくさんありますが、惜しげなく、また緊急時にちょっと買ってこれる製品としてはいいのではないでしょうか?