インクリメントPの地図割プラス、サイバーの地図更新は本当にお得か!?

「地図割プラス」はじまる!

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カロッツェリア、ケンウッド、イクリプスのカーナビ地図更新ソフトを特別価格で販売しています。パナソニックの更新SD/DVDも販売を開始しました!

カロッツェリアをはじめとするカーナビに地図データを提供するインクリメントP社から、「地図割プラス」という地図更新サービスが開始されました

「サイバーナビ」(2011年~2015年モデル)ユーザーは、これに入ると年額3600円で最新の地図更新を1年間続けられるというものです。
楽ナビも2019年秋から対応予定というこのサービス。

次に…

本当にお得かどうかについて考えてみる

2011年発売モデル AVIC-VH09CSを例に考えてみる

AVIC-VH09CS 商品概要 | サイバーナビ | カーナビ | パイオニア株式会社
パイオニア株式会社のお客様ページです。カロッツェリア サイバーナビ「AVIC-VH09CS」(2011年5月発売:生産終了)の商品概要を掲載しています。7V型ワイドVGA地上デジタルTV/DVD-V/CD/Bluetooth/USB/SD/チューナー・5.1ch対応・DSP AV一体型HDDナビゲーション クルーズスカ...

2011年発売のサイバーナビの1つAVIC-VH09CSは、HDDナビです。

このナビを従来のサービスでバージョンアップしてみようとしますと、
インクリメントPのサイトから、16000円で地図更新ンソフト ダウンロード版を購入することができます。

それが、今回の地図割プラスを利用しますと、MapFanプレミアムの年額コースに入会すると(3600円/年)、2019年版地図データ(5月発売の第1版)をダウンロードできるというものです。
ダウンロードしてSDカードへの保存、カーナビ本体への書き込みはユーザーが行います。

対象外となる2010年発売モデル AVIC-VH9990ではどうか?

AVIC-VH9990 商品概要 | サイバーナビ | カーナビ | パイオニア株式会社
パイオニア株式会社のお客様ページです。カロッツェリア サイバーナビ「AVIC-VH9990」(2010年5月発売:生産終了)の商品概要を掲載しています。7.0型ワイドVGAインダッシュ地上デジタルTV/DVD-V/CD/チューナー・5.1ch対応・WMA/MP3/AAC/DivX(R)対応・DSP HDD AVナビオー...

今回の地図割プラスでは、2011年~2015年に発売のサイバーナビとなっています。

もちろんそれより新しいモデルは、3年間のマップチャージに対応しているので問題ありませんが、それよりも古いモデルの現状はどうなのでしょうか?

2010年モデルがバージョンアップできないかどうか探してみると、2017年版地図データ(7月発売第2版)を最後にこれが最終版となっています。

この2017年地図に更新をすることはできますが、いまさら2年前の地図に更新してもどうかと思いますので、実質「更新できない」ということになります。

参考までに、この地図更新(ダウンロード版)の標準価格は16000円。MapFanプレミアムの有料会員であれば9000円となっています。

サイバーの地図サポートは意外と長い?

そう考えてみますと、
2011年発売のサイバーは、2019年版にアップグレードできるわけですから、発売から8年経って最新の環境で使えるわけです。
2010年モデルの場合も、2017年まで最新で使えたわけですから、7年後の地図に更新できるわけです。

パナソニックのいくつか商品も調べてみましたが、少なくとも2012年モデルを2019年版(2018年〆データ)に更新ができるようです。

筆者経験上、一般的に、カーナビの地図サポートは製造終了後約5年と考えていましたので、これらのモデルは地図サポートがだいぶ長めであると言えると思います。

カロッツエリアのカーナビの地図更新のおさらい

パイオニアサイバーナビの2011年モデルを振り返りますと、当時から全地図更新・差分更新に対応していました。
よって、最新の地図にアップグレードしても、最近のモデルと同様に差分更新も可能と思われます。

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では、パイオニアサイバーナビの地図更新についておさらいしてみます。

全地図更新:

毎年、年2回の全地図更新版がリリースされています。5月の春版と11月の秋版、それぞれ各年度の第1版/第2版と呼ばれています。

差分更新:

基本毎月あるようで、高速道路や有料道路等を中心に道路ネットワーク情報などの差分が更新されます。
差分更新時に地点データも更新されるようですが、こちらは年8回。

直前の全更新が行われていないと、差分更新ができないようです。

※個人的には、1年間くらいは差分でもたせてくれた方がうれしいように思います。全更新は結構時間と労力がかかります。(何ギガものダウンロードと、本体への書き込み時間も数時間単位でかかるので)

注意点としては、

差分更新では詳細地図は更新されないこと。
差分更新をして道路が変わっても、詳細スケールでは全更新のときの地図イメージが表示されます。
また、この地図更新の仕組みというのは、インクリメントP社の地図を使っているカーナビ製造メーカーによって、もしくはモデル・シリーズによって多少異なる場合があります。

まとめと考察

最近は、「新しいナビを買うと地図更新が1年~3年ほどついてくる!」というものが大手車載ナビのハイエンドモデルで主流になってきました。

「地図更新が安くなる」とどうなるのか考えてみると…

古いカーナビを持っているユーザーは、
買い替えをせずに、今のカーナビの延命を図る」ことになります。
これでは製造メーカーは、あまりうれしくないはず。
しかしながら、「サイバーナビなら、長く使えてうれしい!」という商品性のアップにつながります。

今回の「地図割プラス」を発表したのは地図データを製造販売するインクリメントP社ですから、パイオニアではありません。

インクリメントPは、たくさんの人が地図更新用DBパッケージを買って更新してくれるか/更新しないかに関わらず、地図更新データパッケージを商品としてリリースしなくてはなりません。

せっかく作ったのに、高額で、少しの人しか買わないのでは、「作ったのにもったいない」ですし、「宝の持ち腐れ」です。

筆者思うに、従来の「地図更新1万6千円という価格」では、多くの人は、「近いうちに新しいカーナビに買い替えよう」と思うのではないか?と思います。

そして、今回の地図割プラスで、2011年~2015年に市場に出た たくさんのサイバーナビのユーザーが飛びつくのではないかと想像されます。

そして今後我々ユーザーが知りたいのは、
どのモデルがいつまでサポートされるのか?」ということです。

車のライフサイクルは、おおよそ10年。(もちろんもっと使えますが)
それに対して、カーナビのバージョンアップサポートは、現状6年~8年。

サイバーナビだけでなく、どんなナビも、7~8年程度使えるというところは満足ですが、今回の地図割プラス程度(3600円/年)の料金に抑えてもらえると、非常にありがたいと思います。

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