COMTEC CB-R02 ドラレコとレーダー探知機を同時に手に入れよう!

コムテック CB-R02発売

ドライブレコーダー CB-R02 | COMTEC 株式会社コムテック
ドライブレコーダーならコムテック。安心の日本製、製品3年保証。GPS搭載、駐車監視モードなどの機能も充実。

コムテックから、ドラレコとレーダー探知機が一体となった、1カメラのFull-HDドラレコが発売されました。

レーダー探知機という商品、ユーザーによって「どうしても欲しい派」と「特に必要ない派」に分かれる商品だと思います。

筆者の昔の友人で、以前、車につけている人がいましたが、20年くらい前になりますが…当時はコンビニのドアによる誤報が多く、何か「よく警報が鳴る装置」という印象でした。

「最近のレーダー探知機はどんなものなのだろう?」

そんな疑問を解決すべく、今回は、本モデルの「レーダー探知機能」を掘り下げて紹介してみたいと思います。

※ところでっオービスて、wikipediaによりますと、

オービス(ORBIS)はラテン語で「眼」を意味する言葉からとったボーイング社の商標

なのだそうで、あるスピード測定器の商品名だそうです。通称として一般的に使われているのですね。

コムテック CB-R02 のドラレコ機能

概要

3.2型モニターを内蔵、GPSも内蔵した一体型1カメラのドライブレコーダー

GPSは、GPS/グロナス/みちびき/GAGAN対応となっています。
※聞きなれませんが、GAGANはインド政府が運用する静止衛星を利用して補強情報を提供するシステムです。

カメラ部

  • 有効画素数:最大200万画素
  • 画角:水平115° 垂直58°(対角145°)
  • HDR/WDR:あり
  • フレームレート:9.1fps/19.1fps/29.1fps (LED信号対策済み)

記録部

  • 録画解像度: FullHD(1920×1080)/HD(1280×720)/SD(640×360)
  • 画質選択:高画質/低画質の2段階
  • 音声記録:ON/OFF 可能
  • 記録フォーマット:MOV(MPEG-4 AVC/H.264)
  • 録画モード:常時録画/衝撃イベント録画/手動イベント録画
  • ファイル分割単位:30秒
  • イベント発生時は、分割された対象ファイルもしくは前後2ファイルを保存

駐車監視モード

なし

その他

  • 専用PCビュアーソフト:あり(地図と連動表示可能)
  • 対応メディア:microSDHCカード 4GB~32GB対応 class10推奨
  • 付属メディア:16GB/class10

コムテック CB-R02のレーダー探知機能

概要

GPSを含む18バンドによる電波受信、および内蔵された位置情報DBに基づいく注意・警告を行うシステム

受信バンド

  • GPS(位置情報の検出用)
  • Xバンド(電波式オービスなどのレーダー波の受信)
  • Kバンド(ネズミ捕り機などのレーダー波の受信)
  • 取締用無線連絡(取締中の警察官の無線連絡)
  • カー・ロケーター(パトカーの位置情報把握のためのシステム)
  • デジタル無線
  • 署活系無線
  • ワイド無線
  • 警察ヘリテレ無線
  • 消防ヘリテレ無線
  • 取締特小無線
  • レッカー無線
  • 新救急無線
  • 消防無線
  • 高速管理車両無線
  • 警察活動無線
  • 警備無線
  • タクシー無線

基本的な仕組み

レーダー波を照射する速度取締機の警告

レーダー式取締機(従来型のオービス、移動式オービスなど)が発射するレーダー波を受信して警告します。

※ステルス式のように、至近距離まで近づかないと電波を受信できない方式では、余裕をもった警報ができません。

レーダー波を使わない速度取締機の警告

ループコイル/ループコイル式オービスシステム/LHシステム
路面に埋め込まれたコイルによるセンサーで速度違反を取り締まるシステムは、大掛かりな装置であるため、固定式で位置が知られています。位置データと照合して警告します。

※光電管式、パトカー追尾式の場合は検知できません。

位置情報からの警告

自車位置情報と、本体に内蔵/保存されたDB(更新可能)と照合して、オービスをはじめとする各種取り締まり地点、取り締まりがよく行われる地点に近づくと警告します。

その他のバンド帯域の監視による警告

上記GPS,レーダー並み以外のバンドの無線周波数を常時監視しており、その無線周波数が受信されると、近くに緊急車両がいるとして警告することが可能です。(受信した無線の種類によって警告表示が異なりますので、何のバンド波長を受信したのかがわかります。但し、受信した通話内容を聞いたりすることはできません。)

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その他機能

ユーザーポイント(最大100ポイント)

ユーザーが位置情報を警告ポイントとして個別に登録することができます。

キャンセルポイント(最大50件)
誤警報と思われるポイントで、警報をキャンセルするように登録することができます。

位置データDBのアップデート

PCとSDカードを利用し、最新の登録位置情報を専用サイトからダウンロードして本体を更新できます。

総括

今回、レーダー探知技術についていろいろと調べてみましたが、取り締まる側の技術もどんどん向上しており、探知機を作るメーカーもそれに負けずにさまざまな技術を駆使していることがわかりました。

このくらいの価格で、これだけの周波数の無線をチェックするのですから、非常にハイテクであると思います。

また、今回は紹介しきれていませんが、誤報を減らすようにさまざまな工夫がされているのにも驚かされました。

これはドラレコ?レーダー探知機?

走行中、レーダー探知機の画面は見たいですが、ドラレコの画面は見てもしかたありません。

相反する性質をもった機器を一体化したものですが、メーカーは、本製品の取付位置として「ダッシュボード上」を推奨しているようです、どちらかというと「レーダー探知機が主」で、「ドラレコ機能もついている」製品ととらえたらよいのではないかと思います。

レーダー探知機では、位置情報を利用した警報をしますので、位置を正確に測位するというのは非常に重要です。そのため、GPS/グロナス/みちびき/GAGAN対応さらにはGPSが受信できない地点でのジャイロを利用した測位など、測位に注力した作りとなっています。

あくまで筆者の想像ですが、レーダー探知機の装着によって、街乗りでたくさんの警告に遭遇するものと思われます。
あまり警告がうるさくなく、効率的に利用できるのであれば、こういった製品を使ってみたいと思います。(実際に本製品には、誤警報が発生しないようにするための、さまざまな工夫がされていますし、その設定のカスタマイズも可能です。)

コラム(安全運転支援)

レーダー探知機という製品は、「違反にならない範囲でできるだけ急いで目的地へ行きたい!」というドライバーに向けた製品と解釈しています。

一方で、急いではいないけど、「絶対に事故したくない」という考えのドライバーも多いと思います。

最近の新車にはさまざまな安全運転支援機能が搭載され、自動ブレーキだったり、車線変更時の隣車線にいる車の警告だったり、さまざまなものがついています。

経済的にも、なかなか新車への乗り換えができないユーザーも多くいますから、ドラレコのような後付け機器で、支援ができたら素晴らしいと思います。

すでにいくつか商品化はされていますが、画像認識をフルに使って、前も後ろも横からも、危険性を警告してしてくれるドラレコ製品なんて、いいと思います。

特に高齢者ドライバーに対しては、AIエージェントとしてうまくやんわり接してくれるような、賢い後付けシステムがあると有効なのではないかと思っています。

バックに入れたら、「バックギアに入りました…踏み間違いに注意してください」とか…。何か夢中になっているときに忘れていることを思い出させてくれるような…そんな言葉がけをしてくれる製品が欲しいと思います。

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