コムテックの室内サブカメラ付き2カメラドラレコ HDR-951GW
すでにベストセラーとなっているコムテックのZDR-015は、フロント/リアの2カメラドラレコですが、新モデルとしてリアカメラの替わりに室内サブカメラを採用したHDR-951GWが発売されました。
ZDR-015の派生ドラレコと思ったのですが、筐体だけではなく、中身も意外と仕様が異なるようです。
このHDR-951GWについて解説します。
コムテック HDR-951GW はどんなドラレコ?
基本性能
- GPS、Gセンサーを搭載
- 2.7型モニター内蔵一体型ドライブレコーダー
- フロントカメラ・室内サブカメラの2カメラ構成
- サブカメラには赤外線LEDを搭載
カメラ部
フロント:
1/2.7型 CMOSセンサー 200万画素
水平120° 垂直60°(対角151°) F2.0
HDR/WDR
リア(室内用サブカメラ):
1/4型 CMOSセンサー 100万画素
水平108° 垂直63°(対角134°) F2.4
記録部
フレームレート:29fps(LED信号対策あり)
ファイルフォーマット:MOV(MPEG-4 AVC/H.264)
画質:FullHD(1920×1080)/HD(1280×720)/SD(640×360)
録画モード:常時録画/衝撃録画/マニュアル録画
Gセンサー感度:0.1G~1.0G 0.1Gステップ
ファイル分割:常時録画は1分単位
ファイル分割の前後10秒以内にイベントが発生した場合には、イベントが発生したときのファイルおよび、それぞれ前・後のファイルも同時に保存されます。
駐車中監視
駐車中監視モードは、以下の3種類に設定可能。
- 上記イベント保存時と同じ
- 衝撃感知前の5秒+感知後の1分間を保存
- タイムラプス(秒間1枚)※但しフロントカメラのみの撮影
センサー感度設定:高/ 中 / 低(3段階)
その他
ADAS(運転支援)機能:
- 先行車発進お知らせ機能
- 先行車接近お知らせ機能
- 車線逸脱お知らせ機能
- ドライブサポート機能(急加速や急減速を検出)
- 車速アラーム機能
スーパーキャパシタによる瞬断対策:あり
専用ビューワソフト:あり
※Windows7/8.1/10専用
ビデオ出力:(別売りの VC-100「AVケーブル」でカーナビなどのモニター付き製品と接続可能)
付属品
- microSD 16GB
- シガープラグコード(4m)
- ①カメラ通信ケーブル[長](約60cm)
- ②カメラ通信ケーブル[短](約11cm)
- 取り付け用両面テープ・ステッカー他
総括
ベストセラーのZDR-015のリアカメラを、室内用のサブカメラに変更しただけのモデルと最初は思っていましたが、細かく調べてみると意外と共通仕様が少なく、新たに仕様が再検討されているのがわかりました。もしくは全く別のソフトウェアが採用されているのかもしれません。
→【関連記事】コムテックのドラレコ ZDR-015 人気の理由は?
設定項目等を見てみると、ZDR-015では非常に細かく設定変更できるのですが、こちらはよい意味で簡易化されており、これで十分であり、一般的に使いやすいものであると思います。
室内用サブカメラの取り付け方法は、下記のように3種類可能。
- フロント用カメラ本体の下にぶら下げるように貼り付ける
- フロントガラスに貼る
- ダッシュボードに貼る
マニュアルを見ていての注意点として1つ。
同梱ケーブルは長さの異なるものが2種類付いていますが、長い方が約60cmとなっています。フロントカメラをルームミラー裏に貼った場合には、室内カメラもそのケーブルの届く範囲に貼る必要があります。
そのため、室内サブカメラをダッシュボードに固定したい場合には、フロントカメラからケーブルを真下に垂らさないと届かないかもしれません。
こういったレイアウトを希望されている方は、ケーブル長も考慮にいれて検討してください。
こちらも、2018年10月現在、ZDR-015とほぼ同じくらいの価格で出回っているようです。
2カメラ・ドラレコとしては、こちらもお手ごろなモデルですね。