ガソリンスタンドでタイヤ交換をすすめられたら？

ガソリンスタンドでタイヤがツルツルと言われたら？

最近、某系列のガソリンスタンドで、物品の売り込みが激しいところがあります。

「ガソリン添加剤が最近入っていませんね？」
「タイヤがもうツルツルだらか交換したらよい」
「ワイパーがもう傷んでますね？」

といった具合です。どれも身に覚えのある内容ならまだよいのですが、不安をあおるような言い方をするガソリンスタンドは、気をつけなければなりません。

先日、「タイヤにヒビ割れが入っているから交換した方がいい」ということを言われました。
「あまり使っていないから…」といい加減なことを返したら、「わかります、目に見えないヒビが入っています」というのです。
目で見えないのに、どうやってわかったのか？非常にたちの悪いガソリンスタンドですね。

ちなみに年間１万キロ以上走る筆者のクルマは、「あまり使ってない」なんてことはなく、むしろヘビーユーザーと言われるくらい毎日クルマを動かしています。

なんと、ガソリンスタンドのウリ文句がいい加減なことか。

タイヤ交換の判断

そんなことをいわれても、ビックリしないためにタイヤ交換の判断基準は自分でしっかりと持っておきたいものです。

残り溝は、スリップサインでわかりますが、少なくとも1.6mm以上が推奨されています。実際には2.0mmを切ったらそろそろウェット性能があぶないと思ったほうがよいそうです。

製造年月日が刻印されているので、普通に使って3年以内ならばあまり問題はなさそうです。普段から使っている車なら、タイヤが使わなくて固くなることは心配無用です。

外側が減るとか特定のタイヤが減るということもあるので、最近の自分のタイヤの状況を把握しておく必要があります。空気圧調整やローテーションでもだめなら、タイヤのせいかもしくはアライメントなどに問題があるかもしれません。標準的なサイズであれば、普通は問題ないはずです。

突然何かが刺さってしまっている場合もあるので、刺さってしまった場合は、最寄のガソリンスタンドで修理してもらった方が無難です。こんなガソリンスタンドでは変えたくないのはヤマヤマなのですが…。

とりあえず空気を入れてもらって、他のショップに行くとか、スペアタイヤに交換するというのも手です。

通常ガソリンスタンドでは、常に在庫のあるタイヤが決まっていることが多く、あまり選択肢がありません。
もちろん、安いものも置いてあるのでガソリンスタンドだからといって物凄く高いということはありません。でもやっぱり、こんなスタンドでは交換したくありませんね。

ヨコハマタイヤ　BlueEarth AE01F

筆者一番のおすすめタイヤです。次はこれに履き替える予定です。低燃費タイヤの上に、AAA-cの性能。ウェット性能はいまいちだが街乗りなら問題なし。

ヨコハマタイヤ ECOS E321

これが筆者の基準タイヤ、これより各性能が上か下かで判断している。
若干溝の減りが早いが、バランスは良いです。性能はそれほど高くありません。安い中でもバランスがよい感じです。片減りもしませんでした。

ダンロップ ENASAVE NEXT 2

低燃費タイヤの上に、AAA-aの性能と文句のつけようがないタイヤです。。これも一度試してみたいと思っています。耐摩耗性が高いのもおすすめ理由の一つです。

個人的には、ハンコクックタイヤを試してみたいと思っています。この価格でどれだけ使えるのか？消耗頻度の高い筆者としては、こういう安いのを早めに交換しながら使って行くのも良いのではないかと思っています。

最近は、セルフのガソリンスタンドなのに、無駄に人がいるところが結構ある。人がいるところは、物販で売上を挙げなくてはならないのはわかるが、素人相手に不安をあおるような売り込みは、絶対にやめてほしい。

タイヤ交換やバッテリー交換などにおいても、ドライバーがしっかりとした知識を持って、自ら商品を選んで欲しいと思います。