トヨタT-connectナビの地図更新解説

T-connectの地図更新とは?

トヨタのT-connectカーナビの場合には、「全更新」と「マップオンデマンド」の2つしかありません。
非常にシンプルでわかり易くなっています。

全更新

こちらは他メーカーのカーナビと同様に、カーナビ本体に記録されている地図全体を書き換えて更新するものです。機能はそのままに最新地図を利用することができます。

手順

トヨタディーラーで全更新データを購入する必要があります。カーナビがSDナビ/DVDナビ/CDナビの場合には、地図メディアを受け取って交換するだけで完了です。
HDDナビの場合には、作業を予約しておき、その場で書き換えてもらうタイプと、一時HDDを抜き取って預かる場合があります。

マップオンデマンド

T-connectカーナビのインターネット接続機能を利用した地図データの部分更新サービスです。
新規購入時から3年間、その後は全更新データの購入から2年間利用することができます。

手順
DCMやテザリングによってカーナビをインターネット接続できるようにしておけば、あとは自動か手動で更新が可能です。トヨタのセンター側で更新データが準備でき次第、マップオンデマンドによる更新が可能です。
PCを使って更新データをダウンロードし、カーナビを更新することもできます。

更新対象
基本的には道路ネットワークデータのみで、施設検索データや市街図データは更新されません。

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しかしながらT-connectカーナビでは、オンラインでyahooの検索データから目的地を探す機能があるので、検索データが更新されなくても、オンラインで使用する分には特に問題ないと思われます。

https://dev.tconnect.jp/detail/3306945

T-connectの料金(参考)

DCMパッケージの場合は、DCMの通信料が初年度無料。
その後は年間12,960円です。個人のスマホでテザリングする場合には通信料は自己負担ですが、特にT-connectの使用料は発生しません。

T-coonectの場合は、オペレーターサービスの基本料金は特にかかりません。DCMパッケージの場合は通信料が上記料金に含まれます。
DCMパッケージではない場合には、個人のスマホなどでハンズフリー通話をするわけですが、こちらの通話料は自己負担となります。

まとめ

トヨタ T-connectカーナビの地図更新について解説しました。他の自動車メーカーOEMカーナビでは、PCを使った更新のみに対応しているものもありますが、トヨタはいち早くカーナビ単体で部分/差分更新できる仕組みを作り上げました。有料ではありますがオペレーターを通じたサービスや、エージェントと会話しながら操作する機能もあり、他社よりも1歩進んだサービスと思われます。是非、一度体験してみてください。

→【関連記事】T-Connectの紹介記事

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