KEIANからサブカメラ付きドライブレコーダー発売
KDR-E10 | 恵安株式会社
サブカメラ一体型フルHDドライブレコーダー
KEIANというと、社名が中国の地名(恵安)と一緒なので、筆者はこれまで、China系の企業だと思っていました。
調べてみますと会社は日本企業ではありますが、主に東南アジア系の製品を自社ブランドで輸入販売しているように見受けられます。
PCやタブレットをはじめとする電子機器を広く扱っていますね。
そんなKEIANからドライブレコーダー KDR-E10が発売されました。(2019年7月下旬)
本記事では、このKDR-E10について紹介します。
KEIANのドライブレコーダー KDR-E10 はどんなドラレコ?
概要
- 3型液晶を搭載した一体型フルHD録画ドライブレコーダー
- Gセンサー内蔵(3段階感度調整可)、GPSは非搭載
- 本体下部にジャックで差し込み式のサブレコーダーにより、デュアル録画が可能
メインカメラ部
- センサー 1/2.9型 SONY Exmor CMOSセンサー
- 総画素数:300万画素
- 画角: 水平約130°、垂直約70°、対角約154°
- F値: F2.2(ガラスレンズ採用)
- フレームレート:27.5fps(ファイル出力30fps)LED信号対策済み
- WDR機能:あり
- 露出調整:+2.0~-2.0
サブカメラ部
- 画角:水平約60°、垂直約60°、対角約78°
- フレームレート:30fps
- 画像反転録画機能:あり(ON/OFF可)
記録部
- 動画(フロントカメラ):1920×1080~640×480
- 動画(サブカメラ):720×480(固定)
- 音声記録:ON/OFF可
- 動画コーデック:H.264、ファイル形式:MOV
- ファイル分割単位:1/2/3/5/10分(初期設定時3分)
※フロントカメラに動体検知機能あり
写真撮影モード
- 静止画撮影:5000×3750(18M)~2592×1944(5M)
- 静止画撮影時に、セルフタイマー設定可能(2/5/10秒)
- 連写操作:可能
- 手振れ補正機能:あり
- 記録フォーマット:JPG
※常時録画中に手動イベント撮影するものとは異なり、
写真撮影モードに切り替える後に、静止画撮影を可能とする機能のようです。
駐車録画
- 駐車録画機能:あり(内蔵バッテリーで駆動、衝撃感知をトリガーに撮影開始)
- 30秒間録画して保存
- 動体検知機能と同時動作可能(ただしバッテリーが早く消耗するので注意)
※内蔵バッテリーによる連続録画時間は満充電時に5分ほど
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その他
- スピーカー内蔵
- 内蔵バッテリー:300mAh
- 専用再生ソフト:なし ※汎用動画ソフトもしくは本機で再生
付属品:
ドラレコ本体、サブカメラ、シガープラグコード、両面テープブラケット、吸盤ブラケット、取説、保証書
※microSDカードは別売り
推奨メディア:Class10以上、8GB~32GB
総括
さて、このドラレコ、ちょっとユニークなので整理してみます。
- サブカメラ撮影は、動画撮影時のみに利用可能
- 静止画写真撮影機能は、フロントカメラのみ
- 常時動画撮影中に、静止画撮影は不可(いったん停止してモード変更が必要)
※筆者が、取説を見てチェックした範囲の仕様ですので、実際と多少異なることがあるかもしれませんので、ご注意ください。
動画と写真と2モード
デジカメとしての写真機能が意外に充実しており、露出補正やISO感度変更、ホワイトバランス調整もついて、写真モードを特化しているところがユニークです。
デジカメとしての写真機能が意外に充実しており、露出補正やISO感度変更、ホワイトバランス調整もついて、写真モードを特化しているところがユニークです。
着脱式、回転式のサブカメラ
ジャックで本体の下部に挿し込むだけのコンパクトなサブカメラが付属
水平方向に自由に回転できますので、撮影方向を手軽に変えられます。
ジャックで本体の下部に挿し込むだけのコンパクトなサブカメラが付属
水平方向に自由に回転できますので、撮影方向を手軽に変えられます。
たとえば、運転席側のウィンドウ脇を撮影しておきたいとか、室内を撮影しておきたいとか、用途に応じて手軽に向きを変えられるサブカメラが特徴です。
追突事故の後、「前の車から運転者が降りてきて、運転席脇のウィンドウ越しに口論になった!」なんてときにも、調整しておけば、しっかりサブカメラの録画範囲に入りますね。
ちょっと変わったドライブレコーダー、価格も1万円を切るくらいで手に入りますし、いろいろと応用が効きそうなドラレコです。
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