ホンダから純正の新しいドラレコ
2019年10月に、ホンダから純正ドライブレコーダー「DRH-204VD」と「DRH-204WD」が発売されました。最近のモデルには珍しいカメラと本体が別体となった構造で、どちらもwi-fi機能がついてスマートフォンと連携するのが特徴です。
カメラを別体にすることにより、運転視界への障害を少なくする効果があるそうです。
「DRH-204VD」と「DRH-204WD」の特徴
2つのモデルに共通の特徴
フルHD画素のフロントカメラ部とSDカードを格納する本体が別体となったドライブレコーダーです。
- 記録モードは、常時録画、衝撃感知録画、駐車中の録画(30分+衝撃感知)に対応
- カメラ部はHDRを搭載
- wi-fi機能によりスマートフォンと連携
- 各種設定や保存済み映像の再生などがスマートフォンアプリ「withDR」から設定可能
- PC用の専用ビュアーソフトがダウンロード可能
- オプションの後方撮影カメラを本体に追加すれば、前後同時録画が可能
※スマホアプリ、PCビュアーがJVC Kenwood製となっていることから、ハードウェア本体もJVC Kenwood製ということになります。
DRH-204VDの特徴
ナビと連携するドラレコ
本体にGPSを搭載していませんので、同時期に発売されたホンダ Gathersのディーラーオプションナビ(VXM-207VFNi/207VFEi/205VFEi/204VFi/205Ci、VXU-207SWi/207NBi)と接続して使用します。
これにより、走行時の位置情報を記録することが可能になります。
また、ナビ側からの操作で、マニュアルイベント録画、静止画保存が可能です。
DRH-204WDの特徴
GPSを内蔵していますので、ナビと独立して位置情報の記録が可能です。
ナビが無くても、単独で取付・使用できます。
「DRH-204VD」と「DRH-204WD」の基本仕様は?
概要
スマートフォン連携機能付、駐車録画機能付、カメラ別体型ドライブレコーダー
※DRH-204VDはカーナビとの連動機能があります。
カメラ部
- 画素数:207万画素
- センサー:1/2.7型CMOS
- 画角: 水平128°x垂直70°
- HDR: あり
- フレームレート:30fps
記録部
- 画像サイズ:標準モード1920×1080, 長時間モード2180×720
- 動画フォーマット:MP4(H.264+AAC)
- 静止画フォーマット(DRH-204VDのみ): JPEG
- 音声記録: On/Off
- 録画モード:常時録画/イベント(衝撃感知)録画/駐車場録画(20分+衝撃感知)
- 走行中イベント時録画時間:約20秒(前約12秒/後約8秒)
- 駐車時衝撃感知時録画時間:4秒後から約60秒間
その他
- DRH-204VDはGPS非搭載(2019年10月発売の純正カーナビから位置情報を供給)
- DRH-204WDはGPS内蔵
- 感度設定:5段階(常時録画/駐車時録画 各個別設定可)
- 記録メディア:microSDスロット
- 価格:
- 32GBキットは42,900
- 16GBキットは39,600
- オプションの後方録画カメラ:1万6500円 ※いずれも取付費は別
スマートフォンアプリ「withDR」
Apple App Store/Google Play StoreからiPhone/Android用をそれぞれダウンロード可能。
wi-fi接続により、ドライブレコーダー本体と連携して各種設定、保存済み画像の再生、スマートフォン内への保存などができ、Googleマップの地図表示と連動した表示も可能
総括
2つのモデルの違いについて補足します。
2019年10月に発売されたGathersの純正カーナビは、このDRH-204VDとDRH-189Nの連動・操作機能を持っています。
ナビと一緒に購入される方は、連携しているDRH-204VDの方をおすすめします。
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どちらにしても、市販で一般的に販売されているドラレコと比べると、純正品の定価購入はとても高く感じると思います。
ドラレコはいざというときにしっかりと映像を保存し、それ以外のときはヒッソリと存在して、動いているかどうかわからないくらいで十分と筆者思っています。そして故障しているときにはビープ音などで起動時にしっかりと主張してくれれば、それで十分と思います。
一応、たくさんの市販品のドラレコと比較していただき、納得して純正品を購入されることをおすすめします。
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