2019年秋、パナソニックから新しいRシリーズ一新
パナソニックから、ストラーダのRシリーズの2019-2020年モデルが2019年秋に発売されました。モデル名は以下の6機種。
- CN-RX06WD
- CN-RX06D
- CN-RE06WD
- CN-RE06D
- CN-RA06WD
- CN-RA06D
これらのモデルの違いと、旧モデルからの変更点、そしてFシリーズとの違いについて本記事で紹介します。
旧モデル(R*05WD/R*05D)から小変更のみ?
旧モデルと比較した場合の主な変更点は以下の通り
- 輝度やコントラスト性能を上げたモニターを搭載
- 2019年版の地図を搭載
※旧モデルの在庫は、より低価格で販売されていると思われますが、新モデルでは2019年8月版(高速道路は2019年4月現在)の地図データが搭載されており、やはり選ぶなら新モデル!
モニター性能も向上し、より綺麗な映像を楽しめます。
Rシリーズの共通機能・性能
基本性能・その他
- 7型ワイドモニター(800×480 WVGA)
AV機能
- CD録音(8倍速)→SD
- Bluetooth Audio: codecはSBCとAACに対応
- 動画再生: MPEG4/AVC, H.264
- 静止画: JPEG
- 音声再生: MP3/WMA/AAC
- フルセグ地デジ 4アンテナ4チューナー
- WIDE FM/AM
- CarAV remote(スマホアプリをリモコンとして利用できます。)
ナビ機能
- VICS WIDE
- 道路標識ポップアップ表示
- ゾーン30
- ストラーダチューンで様々な使い方をカスタイマイズ
- 信号情報活用運転支援システムに対応(光ビーコン内蔵ETC2.0車載器が必要)
- NaviCon連携機能
※すでに完成された?パナソニックの最新ナビ機能を搭載しています。光ビーコン付ETC2.0車載器を接続すれば、TSPS(信号情報活用運転支援システム)も利用できます。
また、Naviconは友達マップのスクリーン表示には対応していません。
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カーナビと連携するスマホ・アプリ NaviConのメリットは?
拡張性
- ナビ連動型ETC2.0車載器(CY-ET2010D、CY-ET2500VD)に対応
- ドライブレコーダー連携(CA-DR03TD、CA-DR03D)
- リアビューカメラ(CY-RC100KD)
※CY-ET2500VDが光ビーコン付です。パナのリアビューカメラは、たくさんのメーカーと組み合わされて利用されている信頼性の高い製品です。
RX/RA/REの違いを比較
比較表
RX06 | RA06 | RE06 | |
タッチパネル | 静電 | 感圧 | 感圧 |
クリアパネル | 〇 | × | × |
高音質DAC/サブウーファー出力端子 | 〇 | × | × |
Blu-ray Drive | 〇 | × | × |
BD ハイレゾオーディオ再生 | 〇 | × | × |
ストラーダ・サウンドエンジン | 〇 | × | × |
Drive T@lker & 音声認識 | 〇 | × | × |
iPod・iPhone音楽再生/動画再生 | ▲/▲ | ▲/× | ▲/× |
HDMI入出力端子 | 〇 | × | × |
外部出力端子(RCA映像) | ● | ▲ (I/Fコード必要 CA-LAV200D) | ▲ (I/Fコード必要 CA-LAV200D) |
無料地図更新 | ● | ● | × |
CN-RX06-WD/D だけが持つ機能
- 静電タッチパネル
- 高音質DAC/DSP(バーブラウン製32bit DACと旭化成 DSP)
- Blu-ray ドライブ
- HDMI 入出力
※BD映像は、リアモニターにHDMI接続しないとコンテンツが伝送されませんので必須!
その他の機能
- 無料地図更新は、RXとRAのみ
※無料地図更新3年間(2020年9月~2022年12月10日)で1回 - RAとREは抵抗感圧式のタッチパネルですが、ピンチ操作による縮尺変更が可能です。
CN-F1X10BDとRXの比較
DYNABIGディスプレイのFシリーズ最上級モデル(CN-F1X10BD)と比較してみます。
CN-F1X10BDにあって、CN-RX06に無い機能・仕様
- 10インチ・ブリリアントブラックビジョン・モニター
- Android Auto
- ハイレゾ再生(FLAC/WAV対応)
- 無料部分更新
総括
新しい2019-2020年モデルで、Blu-ray再生ができるのはCN-F1X10BDとCN-RX06シリーズ。
機能で比較すると前者がフラッグシップモデル、後者は機能が若干絞られています。
RXは、Blu-ray再生時のハイレゾ音声(リニアPCM再生)に対応していますが、FLACやWAVのハイレゾ音源の再生には対応していません。
その分、モニターが7インチに抑えられ、他のRシリーズと共通設計されていますから、Blu-rayが視聴できる比較的安価でリーズナブルなモデルといえます。
Blu-ray映像の場合には、HDMIによる伝送でないとリアモニターで視聴することができないため、最低限このI/Fが確保されています。
手軽にBlu-rayディスク再生ができるナビとして、CN-RX06はおすすめです。
また、DVDでシステムを組むのであれば、アナログ映像出力を備えたRAやREもおすすめ。
これら(RAやRE)の違いは、無料地図更新のある/なしの違いです。