CSD-790FHG
セルスターの最上位機となるこのCSD-790FHG。
デュアルカメラで実売価格を3万円を切っており、なかなか手ごろで人気の製品となっているようです。
どんなドラレコなのか、本記事で紹介します。
セルスター「CSD-790FHG」とは?
概要
本体に2.4型モニターを内蔵した、GPSと3軸Gセンサーを搭載した一体型ドラレコです。
別体(リア用)のカメラが同梱されており、2カメラ同時録画が可能です。
カメラ部
フロント:200万画素のSONY製CMOSセンサー(最大Full HD)
リア:100万画素 CMOSセンサー
フレームレート: 30fps (本体カメラのみLED信号対策済み)
F値: 2.0
視野角:
フロント 対角141.8°
リア 対角127°
HDR機能: あり
記録部
常時録画: 1分単位でファイル分割しながら録画
イベント(衝撃/手動)録画: イベント前の5秒、イベント後の20秒を保存
パーキングモード: 動体検知と衝撃イベントの組み合わせによる設定が可能
※オプションの常時電源コードGDO-10が必要 最大12時間
手動による静止画撮影機能: あり
フォーマット:
動画: AVI(H.264), 静止画: JPEG
スーパーキャパシタ内蔵で、事故の衝撃などによる瞬断も対策されています。
GPSお知らせ機能
オービス設置箇所や安全運転ポイントに近づくと、警告を表示します。
ポイントデータは毎月無料で更新可能です。
その他の特徴
- 妨害波を抑えた設計(地デジと電波干渉しにくい)
- セルスターのレーダー探知機とケーブル1本で接続(映像や電源の接続) ※機種対応表
- PC用の専用ビュアー: 付属(Windows専用)
- 映像出力端子あり(接続ケーブルは別売り)
※ディスプレイの映像を外部モニターに表示できますが、録画済み映像を外部モニターで表示することはできないようです。 - microSDカード: 16GB付属
- 安全運転支援機能(画像認識により下記のような警告表示をすることが可能です。)
- 前車発進警告
- 車間距離保持警告
- 車線逸脱警告
取り付け
取り付けは、付属のブラケットで両面テープにより貼り付けます。
シガーライタープラグが同梱されています。
パーキングモードを利用する場合には、バッテリーの電圧降下を監視してタイマー給電停止できる下記のオプション電源コードが必要です。
総括
CSD-790FHGは、SONY Exmor R CMOSセンサーをフロント撮影用に採用しており、夜間でも明るく綺麗な映像を残すことができるのがおおきな特徴です。
さらにかなり細かく設定を変えることができるドラレコです。
センサー感度は10段階、録画画質も解像度3段階、さらに録画ビットレートを3段階の組み合わせになっています。
※但し別体カメラは、HD/D1の2段階の解像度
そしてもうひとつの大きな特徴となるのが、高速で正確なGPS測位により、ポイントデータを利用した警告をする機能(GPSお知らせ機能)です。
スピードカメラ/レーダー製品を扱うセルスターならではの機能と思われます。
※このデータ更新ですが、スマホアプリなどから簡単に、PCを使わなくてもできるようになるとさらによいと思います。そのためには、Wifi連携機能も必要となりますが、次の世代で是非こちらの対応製品が出てきてくれることを期待したいと思います。
デュアルカメラで性能、価格もバランスよく、筆者おすすめの製品です。