トヨタ セーフティモニター 純正オプションのナビとの適合性を解説

トヨタ セーフティモニター

トヨタ アクセサリー | ナビオプション | トヨタ自動車WEBサイト
トヨタ純正ナビオプションの紹介ページです。

トヨタのオプション品として、いろいろな名前のセーフティ・カメラがラインナップされています。

名前が似ていて紛らわしいので、少し解説をしてみます。

本記事では、ディーラーオプションナビの呼び方を、「10インチ」「9インチ」等としています。下記が対応表となります。

本記事での呼び方ナビ型番対応車種
10インチNSZN-Z68Tアルファード・ヴェルファイア・ノア・ヴォクシー・エスクァイア・エスティマ専用
9インチNSZT-Y68Tアクア・ヴィッツ・エスクァイア・エスティマ・エスティマハイブリッド・カムリ・カローラスポーツ・C-HR・タンク・ノア・ハリアー・プリウス・プリウスα・プリウスPHV・ランドクルーザープラド・ルーミー
汎用7インチの
T-Connectナビ
NSZT-W68T40車種以上あり、省略
エントリーナビNSCN-W68発売前のため不明

※左右にスクロ―ルしてご覧ください。

トヨタ・セーフィティカメラ・ラインナップ

バックモニター

後退するときに自動的に切り替わり、後方映像を表示するモニタリングシステムです。
車幅延長線は表示されますが、ハンドルの操舵角に連動した予想線表示機能はありません。

対応モデル:

  • 汎用7インチのT-Connectナビ
  • エントリーナビ

バックガイドモニター

後退するときに自動的に切り替わり、後方映像を表示するモニタリングシステムです。

車幅延長線や、ハンドルの操舵角によって予想線をリアルタイムに動かしながら表示する機能を持っています。そのため、バックガイドモニターと呼ぶようです。

対応モデル:

  • 汎用7インチのT-Connectナビ
  • エントリーナビ

マルチビューバックガイドモニター

上記バックガイドモニターに、視点切り替え機能を追加したモニターです。

標準ビュー/
ワイドビュー/
ワイドビュー+トップビュー

に切り替え可能です。

対応モデル:

  • 9インチ
  • 汎用7インチのT-Connectナビ

雨滴除去機能付きバックガイドモニター

基本機能は、上記バックガイドモニターと同じですが、
空気をカメラのレンズ部分に送って、雨滴を吹き飛ばす装置がついたカメラモジュールを採用しナビ側の操作で雨滴除去を行うことができる装置です。

雨滴を吹き飛ばす設定は、以下の条件に変えることができます。
・バックギアに入れたときにONもしくは何もしない

それ以外では、以下の状況で空気圧による雨滴除去が可能です。
・画面に表示される雨滴除去ボタンを押したとき
・画面をフリックしたとき

対応モデル:

  • 汎用7インチのT-Connectナビ

雨滴除去機能付きマルチビューバックガイドモニター

上記マルチビューガイドモニターと基本機能は同一で、上記の雨滴除去機能が追加されたものです。

対応モデル:

  • 10インチ
  • 9インチ

ブラインドコーナーモニター

フロントのナンバープレート下辺りにカメラが装着され、
左右見通しの悪い交差点などで、前方左右の様子をモニタリングできる装置です。

車が鼻先を交差道路に出せれば、左右180度程度の画角でモニターに映像が映し出されます。

スポンサーリンク

車速が10km以下になると、自動的にカメラ画像に切り替わります。(12Km以上で解除)

対応モデル:

  • 10インチ
  • 9インチ

コーナービューモニター

フロントバンパーの左側辺りにカメラが装着され、車両フロントサイドの見えにくいエリアをモニターに表示します。

対応モデル:

  • 10インチ
  • 9インチ
※但し、コーナービューモニターとブラインドコーナーモニターは同時装着できません。

総括

まとめると、こんな適応表ができあがりました。△:オプションで対応可能

10インチ9インチT-Connect汎用エントリーナビ
バックビューモニター/バックガイドモニター
マルチビューバックガイドモニター
雨滴除去機能付きバックガイドモニター
雨滴除去機能付きマルチビューバックガイドモニター
ブラインドコーナーモニター or コーナービューモニター

※左右にスクロールしてご覧ください。

トヨタ車の場合は、大きなミニバンにはこの10インチナビが対応しているため、装着すれば複数のカメラを搭載したマルチカメラによるモニタリングシステムをオプション搭載することができます。

一方、汎用ナビモデルやエントリーナビしか装着できない車両においては、後方モニターしか装着できません。

10インチナビが対応しているミニバン以外で、車両感覚に不安がある方は、9インチのナビが装着できる車を選び、9インチナビを装着してブランドコーナーモニターなどもオプション装着するのがおすすめです。

9インチナビは、ヴィッツやプリウスも装着可能となっていますので、比較的幅広く
装着できるようです。

ディラーオプションナビとの組み合わせ以外に、メーカーオプション品によるモニターシステムが搭載される車種もあると思いますので、そちらも参考にしてみてください。

比較的コンパクトな車であっても、アラウンドビューのような見下ろしカメラ映像が欲しいというユーザーも結構いますので、そんな選択肢も、トヨタ車で叶えてもらえるとよいですね。

 

→【関連記事】2018年 ホンダ・ディーラーオプションのカメラシステムを解説

タイトルとURLをコピーしました