Sonrinss 2カメラドラレコの取付
いままで、紹介記事ばかりでしたので、取り付けについても実践で紹介します。
誰でも手軽にきれいに取り付けられる様なやり方をご紹介しますので、
一般的な2カメラのドラレコの取付方の参考になればうれしいです。
開封
同梱品は以下の通りです。
- 本体
- リアカメラ
- 吸盤ブラケットx2
- リア取り付け様両面テープとビス
- 取説
- 中国語取説
- 32GB microSD
一つは車用、もう一つは家庭用もしくはスペアとして使用できます。
フロントカメラの取付
本体は、フロントウィンドウ上部の、ワイパーで拭き取られる範囲に吸盤付します。
ドラレコからAピラー部までのケーブルは、バックミラーの付け根のあたりから、天井内張りの隙間に押し込むようにするだけで、見えないところに入ってしまいます。
Aピラーを通じて配線を下に下ろすのですが、ここはピラーの内張りを手前に引っ張って外す必要があります。
フロントドアを開けた状態で、ウインドウ周辺のボディ側のゴムシールをはずすと、簡単に作業できます。
Aピラー内に線を入れたら、元に戻し、ハンドル下方を通してシガーソケットまで配線します。
※今回は、シガーソケットから電源を取っていますが、下記のようなキットを使い、キーオフできるアクセサリ電源のヒューズなどから分岐してもよいです。シガーソケットは他の用途に開けておきたいですし。
これだけで、特に工具を使わずに取付できました。
※Aピラー内張を外すのに、何かこじるものが必要かもしれませんが、筆者の車では手で外れました。
リアカメラの取付
筆者の使った車は1.5ボックスのハッチバックなので、カメラをリアドドア(リアウインドウ)に内側から貼ることにしました。
ブラケットの形状の制約で、リアウィンドウに貼り付けると、後方を見通す角度に取り付けるのが難しくなります。(窓に当たってしまうので、これ以上カメラを上向にできません。)
後方を見通すような視界で取り付けする場合は、リアカーゴ部分の天井に取り付けます。
天井内張りが起毛になっていると、両面テープが張り付きにくいので、工夫が必要です。
配線
基本的にはフロントの場合と同じで、天井内張りの隙間に押し込むだけです。
状況によっては、B,Cピラーの内張を少し浮かす必要があるかもしれません。
※Bピラー内張りの上部に線を通した様子、上記のようにゴムを外すだけで、サイドの内張の隙間に線を差し込むことができます。
こうしてフロントに取り付けた本体まで、配線します。
リバース線の取付
バックカメラとして使用する場合は、後退ランプの線、もしくはナビなどに接続されるリバース線に、リアカメラから出ている赤い線を接続します。
リアカメラから出ているリバース接続線は、1メートル程度しかないので、おそらく後退ランプの線から分岐することを前提に作られているようです。
リアコンビネーションランプ付近から、バックライト線を分岐すればよいのですが、筆者の使った車ではここに簡単にアクセス出来ず、ここからの配線を断念しました。
リード線を追加して、ナビ用に用意してあったリバース線(2DIN ボックス裏側)から分岐することにしました。
おそらくセダンであれば、リアコンビネーションランプの配線にアクセスしやすいのではないかと思います。
調整
あとは、カメラの角度調整をして完了です。
バックカメラとして使いたい場合には、バンパー周辺が見下ろせる様に取り付けた方が、使いやすいと思われます。
総括
今回、実際に取付をしてみました。
配線は、車両にもよりますが、意外と誰でもキレイに、線がはみ出すことなく取付できることがわかりました。
アクセサリからの分岐、リバース信号からの分岐となると、少しハードルが高くなりますが、ナビの取り付け時の変換ケーブル辺りにアクセスできれば、ショップに頼まなくても、DIYでできそうです。