【ドラレコの選び方】 買う時に知っておきたい10項目とおすすめ機種

ドラレコを選ぶときに知っておきたいこと

最近注目されているドラレコですが、性能や機能も様々、価格はだいぶ安くなってきたようですが、5000円程度~数万円までと結構差があります。

とりあえず、入門用として買ってみる場合でも十分に安くなってきたドラレコですが、筆者がこれまで評価記事を書いてきた中で得た、選ぶときの注意点を10個つづってみたいと思います。

買う前、買い替えのときにぜひ、ご一読ください。
※対象となる機種についての記事も紹介します。

No. 1 駐車中監視機能(給電)

多くの製品は、シガーソケットから給電するタイプの電源コードしか同梱されていません

駐車中も長時間監視したいのであれば、バッテリーから給電するオプション・コードを購入する必要があります。

但し、バッテリーが上がってしまわないように、設定電圧まで出力電圧が下がったら、給電を停止するタイプを選びましょう。(多くの場合、オフタイマー機能もついています)
→【オプションコードで駐車中監視に対応する製品】KENWOOD 2カメラ フルHDドライブレコーダー DRV-MR740/DRV-MP740発売

No.2 駐車中監視機能(機能)

いたずら程度であれば、ドラレコ駐車監視する意味がありますが、本格的な窃盗団であれば、ドライブレコーダーも同時に取り去るか、壊していくはずです。

ドラレコはあくまでも、補助的な手段であり、絶対ではありません。
そういう意味では、車外から監視ができたほうがベストです。
※実際は、なかなかそういうわけにはいきませんが…。

もしくは、撮影データがクラウドなどに逐次アップされたりすれば、証拠が残りますね。いつかそんな時代がくると思います。

※上記のような、リアルタイムのクラウド保存には対応していないようですが、未来を感じさせる機能を持ったドラレコです。

→【関連記事】クラウド対応ドライブレコーダー BLACKVUE DR750S-1CHとは?

No.3 内蔵バッテリーかキャパシタか?

瞬断対策なら(大容量の)キャパシタで十分ですが、内蔵バッテリーによって20分くらいの駐車中監視ができる製品もあります。
内蔵バッテリーにより、車両バッテリーから引っ張ってくるわずらわしい配線が不要なので、手軽であることは確かです。
反面、バッテリーは、やがて消耗しますので、買い替えや修理を前提にして選びましょう。

No. 4 360°監視

車は前後に進みますから、多くの場合は前方、もしくは前後の映像があれば多くの場合トラブルの様子がカバーされます。
しかしながら、駐車場でのトラブルなどは、横から当てられることも多々あります。
ナンバーを読み取ることを重視すれば、前後撮影に高精細なシステム
周囲の状況を撮影するためには、360度システムが有効です。

本音を言えば、両方欲しいところです。筆者個人的には、前後高精細と360度監視を組み合わせたシステムがこれからのおすすめです。

→【関連記事】カーメイトから新世代の360°ドラレコ、d’Action360Sが発売

No. 5 映像

やはり綺麗に高精細に撮影できるというのは、とても大切です。

HDRやWDR対応、さらに夜間撮影性能の高いものを選びましょう。
サンプル映像などは必見です。


※KenwoodのWQHD(2560×1440)ドラレコ

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No.6 GPSとGセンサー

GPSもGセンサーも、どちらもドラレコ本体に内蔵されたタイプがおすすめです。設定時刻の自動修正や、衝撃イベント録画もドラレコ単体にお任せすることができます。

ほとんどの製品が、少なくともGセンサーは搭載しています。

取り付けたことを忘れて使えるようなものの方が、手間が無くてよいと思います。

ちょっとそこまで買い物、駅までお迎えといった、ちょっとしたときに、事故やトラブルに巻き込まれることはよくあります。

意識せず、確実に動いてくれるものを選びましょう。

GPSが搭載されていないと、映像に位置情報が記録されませんが、事故の証拠として利用するだけであれば、なくても大きな問題ではありません。しかしながらGPSの時刻情報を利用した時計の自動修正機能は、便利です。

No.7 Wifiやスマホ・アプリ連携

筆者はドラレコのWifi連携機能をおすすめしています。

小さな本体、それも車に取り付けて角度などが調整された状態になっているドラレコ本体から、microSDを抜き差しするのはちょっと大変です。

筆者は、一度セットアップしたドラレコに全く触れなくて済むのがベストだと思っていますので、wifi機能はよい機能であると思っています。

→【関連記事】パイオニアから新ドラレコ(2018年6月)VREC-DZ500-C/DZ500 Wifi接続にも対応

No.8 バックモニター機能は?

後方撮影用のカメラからの映像を、バックモニターとして利用できるドラレコもあります。
バックモニターとして使うときの注意点は、

左右反転画像になること、そして映像遅延が限りなく小さいことです。

一旦、リアのカメラモジュールからの伝送の途中でコーデックによるデジタル変換されるものもある様ですが、伝送ノイズには強いのですが、遅延が発生します。

アナログケーブルで直接フロント側の本体モジュールに接続されていれば特に問題は無いようです。※できれば実機の動作を見て選びたいものです。

→こちらもモデルは特にリアモニターとしても使えます【関連記事】欲しい機能満載のドラレコ PAPAGO! GoSafe S36GS1の解説

No.9 複数装着

筆者、ドラレコを複数装着するのも、十分にありだと思います。必ずしも前後同時録画にこだわる必要はありません。
Gセンサー内蔵であれば、それぞれのドラレコできちんと事故時の映像が残されます。

それに、複数のドラレコが同時に故障することはめったに無いでしょう。

No.10 SDカード

本体価格が5000円くらいの安いモデルだと、メディアが別売りなのは当たり前になっていますが、できれば十分な容量のメディアが同梱されている製品がおすすめです。

繰り返し使用して耐久性が求められますし、車内環境では温度上昇/低下も激しいです。信頼性のある、テストされたメディアとセットで売っているもののほうが、結局は確実で安くつく場合も多分にあります。

信頼性のあるSDメディアも、ドラレコの性能の一つとして選んでみてください。

※大手メーカーなどでは、恒温槽に入れて長時間の動作テストをしているはずです。

→【関連記事の対象箇所へジャンプ】Kenwood ドラレコ DRV-325/320/230 その違いとおすすめは?

総括

筆者のドラレコおすすめポイントを10個紹介しました。
なかなか全てを満たすような製品はありませんが、これからも本サイトで良い製品を紹介していきたいと思います。

本年も cart & wright をどうぞよろしくお願いいたします。

 

→【関連記事】ブロワーで洗車をカンタン・キレイに!
→【関連記事】オゾン発生器で車を消臭

 

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