ホンダN-BOX専用 8インチナビ VXU-185NBiの解説

N-BOXは軽自動車 販売台数No.1

2018年4月の軽自動車販売ランキングにおいて、ホンダ N-BOXは19,884台を記録し、軽自動車の販売台数第1位となりました。

2位はスズキ スペーシアの12,240台ですから、N-BOXの販売台数はダントツです。

このN-BOXのナビについてはこれまで紹介していませんでしたので、改めて本記事で紹介します。

N-BOX専用設計8インチナビ、VXU-185NBi パナソニック製(\199,800税込)です。

N-BOXに装着できるカーナビラインナップ

上記専用設計のVXU-185NBi以外のギャザズの純正ナビは、以下の通りです。

  • 7インチ スタンダード・インターナビ VXM-185VFi (パナソニック製)
  • 7インチ ベーシック・インターナビ VXM-184VFi(JVC Kenwood製)
  • 7インチ エントリー・インターナビ VXM-184Ci(JVC Kenwood製)

→【関連記事】2018年ホンダ純正カーナビ(ディーラーオプション)は買いか?

N-BOX専用設計 パナソニック製 VXU-185NBiの特徴

プレミアム・インターナビに位置づけられていますので、非常にハイグレードなカーナビです。
軽自動車に装着するには、ちょっと高級?なナビゲーションですが、軽自動車も最近は結構価格が高いものも多いので、こんなものかもしれません。

N-BOX 専用デザインで、センターコンソール上部に8インチモニターがキレイに収まります。画面も大きく見やすいモデルです。

モニター周辺

ダイレクトボンディングパネル

タッチパネルと液晶の隙間をボンディングシートのみで接合したモニター構造により、画面の乱反射等で白っぽく見えてしまうのを防ぎ、ハッキリ・キレイに見えるのが特徴です。

マルチインフォメーションディスプレイ連携

メーターパネル内のマルチインフォメーションディスプレイ(オプション装着車)に、Turn by turn表示、パーキングセンサー表示、天気予報表示が可能です。

会話サポート

ドライバーの声をナビ用のマイクで拾い、リアのスピーカーから出力して会話をしやすくします。オン・オフが切り替えられるようになっており、使用中はオーディオの音量が絞られます。

カーナビ機能

Internavi 対応

インターナビに対応していますので、フローティングカーデータより解析された交通情報で最適なルートでガイドしてくれます。

他社のナビでは、まだなかなか対応されていない、ETC料金もわかります。

地図更新 年1回3年間無償更新

最大3回の全更新が無償で可能です。

こちらの”185″系のナビをはじめとするディーラーオプションナビは、年次更新に対応しているものの、”新規道路データ配信”と言われる差分更新には対応していません。

※2007年頃にこのリアルタイム地図データ更新で話題となったインターナビですが、現在はホームページでもほとんど紹介されることもなく、2014年に発売されたメーカーオプションナビ向けの配信が継続されているだけのようです。

スマートフォン連携

Drive T@lker

パナソニックのスマートフォンアプリ Drive T@lkerと連携した音声認識に対応。

CarPlay

AppleのCarPlayに対応しています。

NaviCon対応

NaviConで検索した目的地をカーナビに設定できるのはもちろん、友達マップ機能のナビ画面表示にも対応しています。

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→【関連記事】カーナビと連携するスマホ・アプリNaviConのメリットは?

エンターティンメント機能

CDリッピング機能あり

→SDカードにリッピングデータを保存します。

※インターナビ通信モジュールを介して、Gracenoteのアルバムデータにアクセスしてデータベースの更新が可能です。

音楽ファイルの再生フォーマット

mp3/WMA/AACの再生が可能、最大48KHz, ビットレートは320kbpsです。

※ナビ自体は、ハイレゾ対応製品というわけではなさそうです。

→【関連記事】ハイレゾを車で再生するには?

Bluetooth ハンズフリー/Audio

標準のコーデックでスマートフォンと接続します。

→【関連記事】カーナビと連携するためのBluetoothの解説

4アンテナ4チューナー地デジTV

フルセグ・ワンセグ対応です。

端子にみるオプション製品の拡張性

こちらの製品は、取付け説明書が公開されていませんので、取説の端子仕様を元に解説します。

映像出力端子(リアモニター接続)

リア席モニターを接続するためにアナログ出力の端子が用意されています。

リア席モニターには、DVD/TV/VTR/SD動画/USB動画を表示することができます。

ホンダ純正品としては、天吊り型の純正11.6インチ/9インチのリア席モニターが発売されています。

※N-BOXはシートアレンジが秀逸ですので、シートバックなどには液晶モニターを装着したりせずに、天吊りモニターにした方が使い勝手がよいのではないかと思います。

映像入力端子

アナログのVTR入力端子があります。※HDMI入力端子はありません。

ドライブレコーダー接続端子

連携型の対応するドライブレコーダ―を接続することができます。

このカーナビが対応しているのは、「ナビ連動タイプ(駐車中監視機能なし) ドライブレコーダー(\27,000)」のタイプです。

→【関連記事】2018年 ホンダ・純正ナビ連動ドライブレコーダーは買いか?

ETC車載器接続端子

ナビ連動タイプのETC/ETC2.0車載器を接続可能です。

※ETC2.0に関する記事をリニューアルしましたので、ご覧ください。

 → New!【関連記事】2018年 ETC2.0のメリットは?

フロント/コーナーカメラ接続端子

フロントカメラシステムもしくはコーナーカメラシステムのどちらかを装着することができます。

リアカメラ接続端子

「リアカメラ de あんしんプラス」に対応しており、ハンドルの角度に応じたガイド線を表示可能です。

※このモデルでは、「リアカメラ de あんしんプラス2」は非対応です。

→【関連記事】2018年 ホンダ・ディーラーオプションのカメラシステムを解説

パーキングセンサーとの連携

フロント・リアにオプションで取り付けたパーキングセンサーと連動して、障害物の検知をリアカメラの表示画面などに表示する機能です。マルチインフォメーションディスプレイ装着車の場合には、そちらに表示されます。

まとめ

このモデルは、パナソニックのホンダ用”185”が付くカーナビとマニュアルが共通になっており、基本機能はそれらのモデルとほぼ共通です。

最近は、各社からハイレゾ対応したプレミアムモデルが多数でているため、「プレミアムインターナビ」モデルとしては、やや古くなってしまった感はありますが、十分に高機能なカーナビです。

各種周囲カメラや、ドライブレコ―ダーとも連携しますので、システムアップにもしっかりと対応しているモデルです。

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