コムテック ZDR-024/ZDR-022
コムテックの小型コンパクトな製品を紹介します。2018年夏頃から入手可能な2018年モデルです。
2019年1月に発売されたZDR026は2カメラですが、こちらは1カメラで筐体もコンパクト。GPSありのZDR-024とGPSなしのZDR-022が選べます。
一方、最近Kenwoodから、普及価格帯のDRV-340/DRV-240が発売となりました。それぞれGPSあり/なしとなっており、ちょっとZDR-024/022と似た構成になっています。
DRV-340/240は別途記事で紹介していますので、今回はコムテックのZDR024/022を中心に、Kenwoodのドラレコと比較しながら紹介したいと思います。
→【関連記事】ケンウッドから2019年モデルのドラレコ、DRV-340/DRV-240が発売
コムテック ZDR-024/ZDR-022 はどんなドラレコ?
ZDR-024/ZDR-022 概要
1カメラのFullHDドライブレコーダー、Gセンサーと2.0型液晶を内蔵した一体型。
カメラ部
有効画素: 最大200万画素
センサー:1/2.7型 CMOSセンサー
画角: 水平118° 垂直59°(対角150°)
F値: F2.2
HDR:あり
センサー部: Gセンサー内蔵(ON/OFF調整可:0.1G~1.0Gまで0.1G単位で設定可)
記録部
記録解像度:FullHD(1920×1080)/HD(1280×720)/SD(640×360)
フレームレート:9.1fps/19.1fps/29.1fps 、タイムラプス時:1もしくは3 fps
※LED信号対策済み
記録フォーマット:MOV(MPEG-4 AVC/H.264)※音声記録可能
常時録画時のファイル分割単位:30秒
記録モード:常時録画/衝撃録画/マニュアル録画
※通常録画時もタイムラプスによる録画に対応
駐車監視機能(オプション)
HDROP-09「駐車監視・直接配線コード」が必要
衝撃クイックスタート録画/タイムラプス録画に対応
その他
- ナイトビジョン機能
- ノイズ対策済み(対地デジチューナー)
- PC用ビュアーソフトあり
- ビデオ出力:オプションのAVケーブル VC-100が必要
- microSDHCカード 8GB付属
安全運転支援機能
- 先行車発進お知らせ機能
- 前方信号お知らせ機能
- ドライブサポート機能(急発進や旧減速、急ハンドルを検出してお知らせ)
- 車速アラーム機能(ZDR-024のみ)
- ※GPSからの信号を元にスピードを検出している様です。
および車速アラーム機能のあり/なしです。
比較
コムテック ZDR-024/ZDR-022とケンウッド1 DRV-340/DRV-240を比較しました。
※適宜スクロールしてご覧ください。
コムテック ZDR-024/ZDR-022 | Kenwood DRV-340/DRV-240 | ||
液晶サイズ | 2.0型フルカラーTFT液晶 | 2.0型フルカラーTFT液晶 | |
カメラ | 撮像素子 | 1/2.7型 CMOSセンサー | 1/2.7型フルカラーCMOS |
有効画素数 | 最大200万画素 | 動画最大約207万画素 | |
画角 | 水平118° 垂直59°(対角150°) | 水平約100° 、垂直約52°(対角約111°) | |
F値 | F2.2 | F2.0 | |
GPS | ZDR-024あり/ ZDR-022なし | DRV-340あり/DRV-240無し | |
Gセンサー | 〇(0.1G~1.0Gまで0.1G単位) | 〇0.5G~3.0G(0.5G単位) | |
LED信号機 対応 | ◯ | 〇 | |
HDR/WDR機能 | ◯(HDRのみ) | 〇(HDRのみ) | |
タイムラプス録画機能 | ◯1秒間に1枚記録または3枚記録から選択可能 | - | |
駐車監視モード | オプション HDROP-09が必要 | 内蔵バッテリー もしくはオプション CA-DR150を接続して使用 オフタイマー設定:6/12/24時間 駐車監視録画時間:検知後約10秒 (衝撃・動体検知により最大60秒まで延長) | |
衝撃録画/動体検知 | 〇/- | 〇/〇検出感度各3段階 | |
内蔵バッテリー | - | 常時録画時間:約15分 駐車録画モード待機時間:約25分 | |
ノイズ対策 | ◯ | 〇 | |
録画サイズ | FullHD(1920×1080)/HD(1280×720)/SD(640×360) | FullHD(1920×1080) | |
フレームレート | 9.1fps/19.1fps/29.1fps | 27.5fps | |
画質選択 | 高画質/低画質(上記録画サイズと独立) | - | |
記録方式 | 常時録画/衝撃録画/マニュアル録画 | 常時録画/衝撃録画/マニュアル録画 | |
音声録音 | 〇(オン/オフ可) | 〇(オン/オフ可) | |
静止画記録 | - | 〇 | |
映像ファイル形式 | MOV(MPEG-4 AVC/H.264) | MP4(H.264)、JPEG(1920×1080) | |
録画ファイル分割単位 | 1ファイル30秒 | 1ファイル1/3/5分 | |
専用ビュワーソフト | Windows7/8.1/10専用 | Windows 7/8.1/10(32/64bit)、MAC OS X10.7以上。 | |
映像出力端子 | 〇(別売:AVケーブル VC-100) | - | |
microSDHCカード | 付属:8GB/class10 | 付属:16GB/class10 | |
※4GB~32GB対応 class10推奨 | ※4GB~32GB対応 class6以上を推奨 | ||
安全運転支援機能 | 先行車発進お知らせ/前方信号お知らせ/ドライブサポート/ 車速アラーム(車速アラームはZDR-024のみ) | - | |
電源電圧 | DC12V | DC5.0V(12/24V車) | |
動作温度範囲 | -10℃~60℃ | -10℃~+60℃ |
総括
こうしてみますと、大きな特徴の違いは以下のとおりです。
コムテック ZDR-024/022の特徴
- 安全運転支援機能あり
- 記録解像度x画質選択が細かく選べる(microSDは8GB同梱)
- 映像出力端子あり
ケンウッド DRV-340/DRV-240の特徴
- 内蔵バッテリーあり(単体で短時間の駐車監視にも対応)
- 記録解像度x画質は固定(microSDは16GB同梱)
- 動体検知にも対応
- MAC版のPCビュアーあり
どちらも比較的シンプルなドラレコですが、ケンウッドは解像度固定などかなりシンプルな作り。それに対してコムテックは、細かい調整が可能な印象です。
購入の際の参考になりましたら幸いです。
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