新QuadViewナビ NXV987D
クラリオンは、NXV977Dに続くQuadViewカーナビの新モデル NXV987Dを2018年5月に発表しました。2018年7月上旬発売予定です。
9インチの大画面モニターを搭載するNXV977Dは、クラリオンのフラッグシップモデルとして2017年6月に発表、同年7月に発売されました。
それから約1年後、2018年モデルのQuadViewナビがリリースされました。
主な新機能(NXV977Dとの主な相違点)
Door to Door ナビゲーション
前のモデルのNXV977Dでは、音声認識のIntelligent Voiceや、Navicon連携などのアプリケーション連携が謳われていました。
新しいNXV987Dでは、「車から降りたらスマホ、車に乗ったらカーナビ」というように、徒歩と車移動のルートをトータルに、スマホとカーナビで連携してガイダンスしてくれる仕組みを新規に実装。ドアTOドアで案内してくれるようです。
もちろん従来から977Dと連携できる下記のスマートフォンアプリとも連携可能です。
- Intelligent Voice
- CarPlay対応
- Android Auto対応
- Navicon
→【関連記事】カーナビと連携するスマホ・アプリ NaviConのメリットは?
QuadViewの表示位置の入れ替えに対応
4分割に表示されていたエリアは、前のモデルでは配置される情報の位置が固定となっていましたが、これらをドラッグ操作で入れ替えて使用することができるようになりました。
まとめ
ニュースリリースの資料などを見る限り、977Dと987Dの大きな違いは、主に「Door to Door ナビゲーションへの対応」と「QuadView表示位置の入れ替え」にとどまる程度の模様です。
もともとデュアルゾーンに対応していたり、8倍速リッピングに対応していたりと、非常に高機能なナビですから、977Dのソフトウェアがマイナーチェンジして進化したものと考えたらよいのではないかと思われます。
これらの機能からしても、ミニバン&ファミリーユーザー向けのカーナビとして、ふさわしい選択肢の1つです。