Blu-rayレコーダーの普及
一般家庭で、DVDドライブ付のHDDレコーダーが普及して久しいのですが、最近ではほとんどのドライブがBlu-rayドライブとなりました。
TVが地デジ化され、ハイビジョンTVが普及したのと同時に、レンタルショップでBlu-rayのソフトが借りられるようになりましたし、子供の各種発表会映像などもBlu-rayで配布されるようになりました。
こうなってくると、車でもBlurayディスクをそのまま再生したくなります。
Blu-rayディスク搭載のカーナビは?
2022年6月現在、Blu-rayディスクを再生可能なカーナビは、パナソニック製のものになります。
ストラーダ DYNABIG スイングディスプレイ搭載のFシリーズ
- CN-F1X10BHD BD-R/RE 2021年モデル
- CN-F1Z10BLD BD-R/RE 2020年モデル
- CN-F1X10BD BD-R/RE 2019-2020年モデル
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ストラーダ RXシリーズ
パナソニックの2DIN用、200mm Wide DIN用の車載カーナビです。
- CN-RX06D 2019-2020年モデル
- CN-RX06WD 2019-2020年モデル
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日産 純正カーナビ(パナソニック製)
取付け車種が限定されますが、日産のNissan Connect対応のディーラーオプション・カーナビにも、Blu-rayドライブ搭載モデルがあります。
- MM521D-L
- MM520D-L
関連記事
メーカーオプションや標準装着のカーナビでも!
- トヨタ/ランドクルーザー メーカーオプションナビゲーション
- トヨタ/クラウン 標準装着ナビゲーション
- トヨタ/アルファード 標準装着(一部グレードはメーカーオプション)ナビゲーション
- トヨタ/ヴェルファイア 標準装着(一部グレードはメーカーオプション)ナビゲーション
- レクサス/LS 標準装着ナビゲーション
- レクサス/ES 標準装着ナビゲーション
- レクサス/IS 標準装着ナビゲーション
- レクサス/LC 標準装着ナビゲーション
- レクサス/RC 標準装着ナビゲーション
- レクサス/RC-F 標準装着ナビゲーション
- レクサス/UX 標準装着ナビゲーション
- レクサス/RX 標準装着ナビゲーション
- レクサス/NX 標準装着ナビゲーション
※上記、2022年6月現在の現行モデルです。
どちらも高級車となりますが、メーカーオプションのカーナビやレクサスの標準カーナビの一部はBlu-rayの再生に対応しています。
ランクルのカーナビは1世代前、新型クラウンは最新のT-Connectに対応した新型のナビゲーションシステムです。製造・開発メーカーは不明です。(おそらくパナソニック)
まとめ
おすすめBlu-rayナビ
車種によって取り付けできない場合もあるのですが、筆者おすすめは、パナのDYNABIGスイングディスプレイのFシリーズです。手軽に大画面が利用できますし、モニター位置が少し調整できるのがよいと思います。
取り扱いが面倒になりますので、できればカーナビのディスクスロットから利用できるタイプにしたいものですが、HDMI入力付のナビなどにポータブルBlu-rayプレーヤーの出力を接続する方法もあります。
製品を1つ紹介します。
これだけ普及が進んでくると、Blu-ray対応のカーナビがもっと増えてもよいと思うのですが、実際のところなかなか普及しておりません。
ドライブのコストの問題はもちろんですが、「車内でそれほどの高画質再生は必要ないのではないか?」という考えも大きいと思います。
そしてもちろん、走行中は見られないのですから、「ここにそんなお金を掛けなくてもよいのでは?」という意見のユーザーも多いのでしょう。
Blu-rayは、DVDよりはるかに繊細なピックアップで情報を読み取っているのですから、揺れる車の中で安定したディスクの読み取りをするには、非常に高度な技術が必要です。
今日では、かなり技術がすすみ、車載用に設計されたものであれば、ほとんど問題なく再生できるようです。